税理士試験は合格発表までの期間が大事

今年も税理士試験が終わったようです。
そこから結果が出るのが12月と、4カ月の空白期間があります。
この4か月の過ごし方が、とても大事であると考えます。


試験が終わったら家族にも感謝の気持ちを

リセットする

税理士試験が終わると、試験勉強ばかりに追われていたはずなので、
無事試験が終わったらほっとすることでしょう。

とはいえ、税理士試験は自分自身も大変ですが、家庭や職場にも大きな負担がかかっています。
結果がともあれ、まずは無事に終わったと、感謝の気持ちを伝えましょう。

その後、数日間は税理士試験のことを忘れて過ごすのもありでしょう。

とはいえ、最後の科目ではない限り税理士試験は続くので、忘れ切るのは難しかったですね。
大人の夏休み(お盆休み)は、一週間くらいしかないですから、
何か特別なことができるわけでもなく。
そもそもあるだけでも、ありがたいのかもしれませんが…

試験直後、すぐにやっておいた方がいいことは、
自己採点と、次の科目をどうするか考えることですが、それに加えて、
合格したらどうするか考えておいた方がいいですね。

ここが、本来の目的のはずなので…

税理士試験を受けていると、どうしても視野が狭くなりがちです。
独立したいのであれば、それに関連した本を読むなど。
今後の受験勉強のモチベーションにもつながります。
これが、試験前だとなかなか時間を取る余裕はないですからね。

合格発表までの4カ月、迷ったら先へ進む

試験が終わったら、専門学校の解答速報を利用して、どのくらいの出来だったかを
確認しておきましょう。

ただし、あくまで自己採点なので、
100%合格、合格しているかもしれない、100%不合格くらいしかわからないです。

結局はモヤモヤ不安な感じで4か月間を過ごすことになります。

それにしても、8月に試験が終わって合格発表が今年の場合11/30。
私が、受験していたころは、12月の第2週目くらいだったので、
ずいぶん早くなったなと…

その間に4カ月という期間があるわけですが、
この期間をどう過ごすかが、大事になってきます。
1年のうちの3分の1を占めていますので。
ここで、勉強するかしないかで、大きな差が出てしまうのも事実です。

100%合格を確信していれば、次の科目に進めるでしょうが、ここは悩みどころです。

ただし悩んでいる場合は、あえて次の科目へ進むべきでしょう。
そもそも税理士試験は、今回受験した科目の合否だけでなく、
5科目合格が必須です。

選んだコースにもよりますが、4カ月もあれば、一通り授業が終わります。
とりあえず5科目合格までは、一歩前進します。

それに加えて、新しい勉強をしていた方が、試験結果に対する不安も少なくなります。

そして結果がでるまでは、ほとんど何もしない人も結構いると思います。
少なくとも、その人たちよりは一歩も二歩も有利に進みます

悩んでいても何も解決しません。とりあえず、前を向いて進みましょう。