税理士試験1か月前に取り組んでいたこと

税理士試験は残り1か月が大事です。
試験日には、これだけ勉強したから大丈夫と自信をもって臨みたいものです。
私の残り1か月の勉強方法をまとめてみました。

とにかく理論を覚える、回す

簿記論以外の科目には、理論と計算があります。

計算は、勉強した量に比例して点数が取れるようなところがあります。
ある程度勉強していけば、そこそこ点数が取れます。
合格点に達するかどうかはこれまた別ですが。

理論は、いくら勉強していても、たまたま覚えていない理論が出てしまったら、
0点という世界です。
そのため、覚えていない理論があるようだったら、1個でも多く覚えていきましょう。
当然ながら、覚えた理論の復習も並行しながらなので、結構大変ではありますが…。

専門学校で、A、B、Cなどと出題予測がでますが、
自分の進捗状況に合わせて、利用するといいです。

まったく、合格点に達していないようだったら、A、Bのみなど…。

ただし、Cと書いてあっても出題されることは、ほどほどにあります。
全部は書くことはできなくても、ちょっとした概略くらいかけば、
一気にアドバンテージは取れます。他の人は、ほぼ書けていないはずなので。

私も最後の相続税の試験で、Cの理論が出題されたことがありました。
もちろん完璧に書くことはできず、6~7割くらいなんとか書いた感じでしたが、
その年に合格しました。

税理士試験は、60点で合格なので、100点を取る必要はないのです。

計算は答練を中心に

計算は、答練を中心に復習をしていました。

7月になると20~30回近くの答練をこなしているはずなので、
試験日から逆算して、すべてが2~3回こなせるようしていました。

解き方は、すべて2時間図って解きなおすようなことはほぼなく、
電卓はたたかずに、計算過程まで書いて終わりにしていました。

30~40分くらいで、1回分終わります。
時間を掛けて解くというよりは、本番で自分が解けるかどうかの確認が中心。
間違えたところをピックアップし、再度練習するといった流れです。

ただし試験2週間くらいになると、専門学校の授業も終わっているせいか、
答練の機会がなくなってしまいます。
そのため、時間の感覚を取り戻すために、何回かに1回は、時間を図って解いた方がいいです。

答練の問題集の取り扱い

ただ気をつけたいのが、あまり答練の問題や解答用紙は、ていねいに扱わないこと。
ボロボロになるまで、使い切る方がいいです。

1回目は付属してある解答用紙を使用→破棄、2回目以降はノートでもなんでもいいです。
解答用紙をコピーすること自体が時間の無駄です。

答練の解き直しの目的は、あくまでわからないところを発見し、
それを復習して再度理解することです。

試験終了後に答練を見直すことは100%ありえません。
試験終了後には、次の科目に進むことを考えましょう。

2~3回解きなおしたら、さっさと処分する。
試験前には、答練がなにもなくなっていれば、
「勉強し尽くした、ここまでやったから大丈夫」といった、自信につながります。