小規模企業共済の加入の際には、銀行や商工会などの中小機構と提携しているところでなければ、申し込むことができませんでしたが、2023年の9月よりマイナンバーを利用して、オンラインで申し込むことができるようになりました。
加入申し込み方法
小規模共済をオンラインで加入するには、マイナンバーカードが必要であると共に、
パソコンで申し込むには、ICカードリーダーが必要です。
スマートフォンで申し込むには、マイナポ―タルのアプリが必要です。
小規模企業共済のHPを開き(小規模共済と検索すれば出てきます)、
オンライン手続きを選択します。
オンラインでの加入 → 「小規模共済オンライン手続きポータル」加入申込
と進むと、メールアドレスを登録する画面があるので、登録をします。
登録後、中小企業基盤整備機構からメールが届きます。
メール内に記載があるURLにアクセスすると、マイナンバーカードを読み取る画面が出ますので、
マイナンバーカードを読み込みます。
その際に、利用者証明用のパスワード(4桁)を入力します。
入力後、マイナンバーカードから氏名などを読み取るために、
券面事項入力補助用パスワード(4桁)を入力します。
マイナンバーカードから読み込んだ、氏名、住所、生年月日、性別に間違えがなければ、
次へを選択します。
あとは、加入に必要な事項を入力していきます。
加入申込①では、小規模共済の説明や加入資格について、などなど
問題なければ、チェックを入れて、次へを選択。
加入申込②では、氏名、生年月日など個人的な情報の入力。
マイナンバーカードで、一部が読み込まれているので、入力されていない部分(氏名のフリガナ、電話番号など)を入力します。
加入申込③では、事業内容などを入力します。
加入申込④では、掛金に関することを入力します。
掛金は、1,000~70,000円(500円単位)で選択します。
掛金払込区分は、毎月・半年払い・年払いのいずれかを選択します。
前納をする場合、何か月分前納するか入力します(前納しない場合は無視)。
また、小規模共済に必要な書類も添付します。
個人事業者であれば、確定申告書の第1表と第2表を添付します。
開業したばかりでまだ確定申告をしていない場合には、開業届を添付します。
法人の役員であれば、登記簿謄本を添付します。
申告や届出を、e-Taxで提出している場合には「受信通知(メール詳細)」といった書類もあわせて添付します。
最後に、振替口座の手続きをします(金融機関によって手続きは異なります)。
なお、振替口座は本人名義の口座に限られますので、屋号入りの口座は使えません。
最後に、すべての入力した内容が一覧で表示されますので、問題がなければ、申込を選択すれば完了です。
■広瀬純一のプロフィール
■単発相談 対面・オンライン相談 メール相談
■個人のお客様 税務顧問 個人の確定申告
■法人のお客様 税務顧問 年1決算プラン(法人様向け)
■相続税の申告・ご相談 相続税の申告 相続税の試算
■税務調査・無申告対応 税務調査対応 無申告対応