金利のパーセンテージが高いと思ったら、ちがった視点で考える

銀行からお金を借りるときに、一番気になるのが利息で、その判断をパーセンテージで判断することが多いかと思います。

そのような壁にぶつかった場合には、別の視点から見るのがおすすめです。

運用益で考える

ひとつは運用益という視点です。

まずもって事業をするにはお金が必要です。そのお金を使う⇔お金を得るということを繰り返してこそ成り立つものです。

いってみれば、事業であっても、お金を運用しているということにすぎません。

そういう点を踏まえてみて、仮に2%でお金を借りる事ができたとするならば、そのお金を運用することによって、2%以上の利益(会社だったら、自分の給料も含めて)が見込めるようであったら、そのお金を借りて、事業に回すのが正解です。

不動産賃貸業であればわかりやすいかもしれません。物件と借入金が紐づいていますし、物件の利回りというのも簡単に計算できますので。

一方で、事業だと直接紐づけることは難しいですが、考え方は同じです。

利息以上の利益が見込めるようであったら、けっして高いということにはならないでしょう。

金額で考える

利息を判断するうえで、必ずといっていいほどパーセンテージで判断してしまいがちです。

しかし、業績を判断するのに大事なことは、パーセンテージでなく金額です。パーセンテージはおまけに過ぎません。

銀行の利息は、必ず金額に直して上で判断するようにしましょう。意外と、そうでもなかったりします。

仮に5,000万円を1.5%で借りることができたとしても、利息は年間75万円、月に直せば62,500円です。

ある程度利益が出ている会社であれば、その分法人税も安くなるので、利息は年57万円、月だと4.7万円です(税率25%の場合)。

ちなみに、利息で銀行と交渉も気をつけておきましょう。

頑張って交渉して0.1%金利が下がったとしても、上記の例だと5万円しか変わりません。

利息も大事ですが、それ以上に借入条件の向上を目指しましょう。

金利は融資条件の一つにすぎません

保険として考える

事業をしているうえで、一番大事なことは「お金」です。

どんなに利益が出ていたとしても、お金がなくなってしまえば事業は終了です。

つまり、事業を継続するためには、お金をキープしておく必要があります。ではどれくらい必要かといえば、平均月商の3ヶ月分、少なくとも2ヶ月分、理想は6ヶ月分です。

これより下であれば、けっして安全という状況ではありません。ただし、そういった会社のほうが圧倒的に多いのもこれもまた事実です。

では、どうすればいいかといえば、銀行からお金を借りることです。

実際には、その借りたお金を使うことはないかもしれませんが、万が一のときにはそのお金が下支えとなり、会社を救ってくれます。

そう考えれば、銀行からお金を借りること=会社を守ることであり、その利息は保険料とも考えられます。

利息はイヤがられがちですが、目線を変えてみることで、余計な嫌悪感がなくなってくれれば幸いです。

<昨日の出来事>
午前は自宅でない別のところで仕事。
午後は税理士会館の図書館で調べごと。

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