税理士試験で過ごし方が難しいのが、9~12月の使い方ではないかなあと思っています。
逆に言えば、9~12月を制すれば税理士試験を制することができる気がします。
(少しずつ前へ)
税理士試験~発表までの過ごし方
税理士試験は、8月の上旬(令和6年は8/6~8/8)に行われて、11月下旬(令和6年は11/29)に合格の発表があります。
試験が終わってから合格発表まで4カ月近く時間が空いてしまいます。
この仕事をやっていると、税理士試験を受けている方を見る機会があるのですが、
合格発表から税理士試験のまでは、みな同じように一生懸命勉強する傾向がある一方で、
税理士試験から合格発表までの4カ月の過ごし方は人によってずいぶん違うなあと。
この期間の過ごし方、税理士試験というそれなりに難関であるにもかかわらず、「えっ」と思えるような過ごし方をしている方が意外と多いように感じます。
税理士試験~合格発表までの期間は1年のうちの3分の1
税理士試験が終わると、発表まで何もしない方を以外にも見ることがありますが、当たり前ですがNGです。
当然ですけど、税理士試験が終わってから勉強を始めた人と、合格発表から勉強を始めた人では4か月ほどの勉強量に差がついてしまいます。
3年間同じことを繰り返せば、まる1年捨てることになります。
「せっかく税理士試験頑張ったんだから」「ちょっとくらいいいでしょ」と考えたい気持ちもわからなくないのですが・・・
まあ、全く何もしない人というのは少数派ですが、実際にはいます。
この時期に税理士試験に向けて勉強している方は、この人たちには勝っていると思って自信を持っていきましょう。
ちなみに私の事ですが…
・登山シーズンである9,10月はけっこう登山へ行っていました(そのかわり7,8月は少なめです)
・登山にも理論の本を持って行きました(結果見ませんでしたが…)
・授業はきちんと受講していました(オンラインですが)
偉そうなことをいえるほど勉強していたわけではないですが、人並みにはやっていたかなと・・・
同じ科目ばかりもNG
合格発表までの期間で、一番問題になるのが、どの科目を勉強したらいいか?ということでしょうか。
「合格確実なのであれば次の科目を勉強する」ということは誰もがわかることですが、そんなに自信をもって税理士試験を終えることができるのは、ほんの一握りでしょう。
私も、「これは絶対合格できる」と思って試験を終えたことはありません。
よくても、「もしかしたら受かるかも」くらいです。
「これはダメかな」「うーん」みたいなことはしょっちゅうです。
それでも合格したことはあります(というより、ほとんどこのケースです)。
ところで結果が微妙であった時に、どう過ごすかですが、間違えなく次の科目に進みましょう。
・4カ月あれば、1科目分の勉強が一巡できその次の年に有利に進む
・不合格であっても、去年勉強した1年分のアドバンテージがある
・科目を切り替えても、意外と覚えている
・幸いにも受かっていたら4カ月はムダになってしまう
からです。
同じ科目を受ける場合は、「全く内容すらわからなかった」時だけです。
結果がわからない以上、どんどん前に進んでいきましょう。
税理士試験はどうしても長丁場になります。振り返っている時間はありません。
<大事なこと>
この4カ月は結果を気にせず、どんどん前に進んでいきましょう。
勉強しているだけでもやっていない人よりは、アドバンテージになります。
微妙な過ごし方をしている人は意外と多いです。
<昨日の出来事>
午前中は、ブログとお客様との打ち合わせ。
午後は、打ち合わせの内容の整理。夕方のランニングは久しぶりの休み。
パソコンのサブモニターの調子がいまいち。
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