2024年の1月から始まった電子帳簿保存法により、ネットで購入した場合の領収書はデータで保存しなければならなくなっています。
面倒な作業ではありますが、紙で保管するよりは圧倒的に保管スペースが減るため、こちら側にもメリットはあります。
この際に、ショートカットキーを使うことで少し負担が少なくなります。
ショートカットキーとは
ショートカットキーとは、パソコンでよく使う特定の作業をマウスを使うことなく、キーボード操作でできることです。
「マウスがあるのだからそんなもの必要ない」
「覚える方が手間」
などといわれそうですが、ショートカットキーを使う方が圧倒的に早いです。
例えば、インターネットのブラウザを閉じる場合には、
マウスの場合には、
右手をマウスに持ちかえる→マウスのポイントを右上の×印まで移動する→クリックする
と3ステップ行動する必要があります。
一方、ショートカットキーの場合には、「Alt + F4」を押せばブラウザが閉じます。
1ステップで終わります。
確かに覚えるのは大変なのですが、慣れるとパソコンでの作業は一気にはかどります。
ctrl + P
電子帳簿保存法が始まったことで、ネットで購入したものの領収書はPDF保管が必要になります。
その際に、①PDFファイルにする→②ファイル名をつける
の2ステップが必要です。
まずは、PDFファイル作業。
領収書の画面を開いて、右上の点々のようなボタンをクリックして、印刷ボタンをクリックして…
だと非効率です。
領収書の画面を開いたら、「ctrl + P」を押しましょう。
すると、印刷の画面が開きます。あとはエンターキーを押して、所定のフォルダに保存しておきましょう。
ファイル名は、あとでつけても問題ありません。
既に表示してある名前でそのまま保存しておきましょう。
F2 と Alt + P
電子帳簿保存法の要件を満たすためには、ファイル名をきちんとつけておく必要があります。
どのような領収書のPDFファイルを確認するために、ファイルを開いてはいけません。
内容を確認したいファイルを選択して、「Alt + P」を押します。
すると、ファイルの内容が表示されます。
ファイルを開いて内容を確認するより、スムーズに内容が確認できます。
そして、ファイル名をつけるわけですが、
ファイルを選択→右クリック→ファイル名を変更する の手順はNGです。
ファイル名を選択したら、「F2」を押すことでファイル名を変更できます。
<大事なこと>
電子帳簿保存法では、「Ctrl+P」「Alt+P」「F2」の3つのショートカットキーを使うことで、多少の負担を軽減することができます。ショートカットキーは他にもあり、パソコン内での作業効率が上がりますので、ぜひトライしてみてください(まだ私も習熟中だったりします)。
マウスの使用を減らすことが、パソコン上達の早道です。
<昨日の出来事>
午前中にブログを完成して、来週の仕事の確認を。
午後にはランニング17km。2日ほど走れなかったので、少しだけ長めに。
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