e-Taxを利用して納税したほうが効率的

納税をするには、納付書と現金を用意して、金融機関に行く必要がありますが、
e-Taxを利用することによって、いつでも、速やかに納付することができます。

e-Tax(Web版)でできること

e-Tax(Web版)では、
・納税
・納税証明書の発行
・源泉所得税の申告と納付
・法定調書の提出
・一部の届出書の提出
といったことができます。

特に、納税関係は、e-Taxを使用するのに必要な電子証明書(マイナンバーカードなど)の
不要であることから、簡単に利用できます。

現金納付とe-Taxでの納付の違い

手書きの納税+金融機関で納付

納税の方法は、納付書を手書きして金融機関で納付する方法があります。

当然ながら、納付書を手書きして金融機関で納付する場合には、
まず納付書を準備しなければなりませんが、ネットでのダウンロードはできません。
税務署に取りに行く必要があります。
郵送でも送ってくれますが、返信用封筒を送らないと郵送してくれないこともあります。
対応は、税務署によって異なります。
郵送でのやり取りの場合、2~3日はかかります。

納付自体も、税務署の窓口や金融機関での納付が必要になります。

e-Taxで納付する場合

e-Taxで納付手続きする場合には、もちろん納付書はいりません。
納付書に手書きしていた部分を、パソコン上で入力するだけで完結します。
基本的には、初期設定が終わっていれば、その場で納税まで完結します。

納付の方法は、主に
・ダイレクト納付
・電子納付(ペイジー)
・クレジットカード納付
があります。

ダイレクト納付は、金融機関に手続きをすれば、
その後はe-Taxで納付手続きをすることによって、自動で引落しがかかります。
納付のタイミングは、即時に引き落とされることも可能ですが、
期日を決めて、引落しをかけることもできます。
インターネットバンキングを使用していなくても利用できます。

電子納付(ペイジー)は、インターネットバンキングを利用していれば、
即利用できます。ただし、納税の際にも入力することが多いので、手間はかかります。

クレジットカード納付も、クレジットカードがあれば即利用できますが、
10,000円当たり、84円ほどの手数料がかかります。
手続きは、国税クレジットお支払サイトで行いますが、
源泉所得税の場合は、納税以外に給与などの申告もあることから、
e-Taxを介して行う必要があります。

e-Taxを利用するには

利用者識別番号(ID)を取得する

e-Taxを利用するには、利用者識別番号(ID)を取得する必要があるのですが、
顧問税理士がいる場合には、利用者識別番号(ID)を取得している可能性があるので、
聞いてみましょう。

利用者識別番号(ID)がない場合には、取得する必要がありますが、
すべてネット上で完結します。

e-Tax(Web版)を開く → 開始届出書の作成・提出 → 個人か法人を選択します。

その後は、氏名や住所などの必要事項を入力します。
暗証番号を設定したのちに、送信をすると、
電子申告に必要な、利用者識別番号(ID)が発行されます。

PCを設定する

利用者識別番号を取得したら、e-Taxにログインできるのですが、
通常は、以下のようなエラーが出ます。

そのため、使用するパソコンに
・e-Tax APのインストール
・事前準備セットアップツールのダウンロード
が必要になります。


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