話す仕事をしてみて難しいと思った3つのこと

先日、小学校の租税教室の講師をしてきました。

話す仕事は初めてでしたが、いざやってみて難しいなあと思うことをまとめてみました。

時間配分

話す仕事するうえで一番おそれていたのが、早く終わってしまうことでした。

小学校の場合、45分過不足なく進める必要があります。「ちょっと早いですけど終わりましょう」と勝手に終わりにするわけにもいきません。

事前におおまかな時間の目安をメモしてあったのですが、5分で終わろうと思っていたところまで、2分で終わってしまい、焦ってしまいました。

そのため、生徒さんに考える時間を無理やり作ったりして、なんとか時間を引き延ばそうとしました。

それ自体はよかったのですが、最終的には時間が全く足りず、15分で説明しようとしたところを3分しかなく、かなり駆け足ペースの授業となってしまいました。

今回は話すことだけで精一杯だったので、次回はもう少し余裕があるでしょうから(たぶん)、時計をきちんと確認して、時間配分を間違えないようにしたいと思っています。

わからないことは説明できない

当たり前のことですけど、わからないことって全く話をすることができません。これが話す仕事だと、本当によくわかります。

なんとなくわかっているつもりの部分は、やっぱり話すことはできませんでした。

普段から意識していてよく分かっている部分については、思った以上にきちんと話をすることができました。

一方で、普段あまりやらない部分、今回でいえば国の予算だとか、税の歴史なんて部分は事前に調べていったものの、全く話すことができませんでした。(ごにょごにょと小さい声でしゃべっていましたね…)

この租税教室の授業、もう一回あるのできちんと勉強していきたいかなあと考えています。

1回やってみて、わかっている部分と、わかっていない部分もよくわかりましたので。

企画が難しい

今回の租税教室はあらかじめどのような内容を話すべきなのか決められています。

話をするのに必要なパワーポイントの資料もありますし、生徒さんに配る教科書もあります。

さらにいえば、こういうことをしゃべりなさいといった、台本も用意されています。いざとなれば、これを45分間読み続ければ、いいかどうかは別として授業が成立します。

さすがに台本の棒読みだと授業自体つまらなくなってしまいますし、自分自身の勉強にならないので、これだけは避けましたが。

ところで、今後話す仕事を考える場合には、このようなものも自分で用意しなければいけないです。言ってみれば、企画力が必要になります。

話す内容も決めなければいけませんし、内容を決めたところで自分がきちんと理解していないとなかなかうまくしゃべれません。そして、自分の考えていることも話ができないと、つまらなくなってしまうので、その辺もまとめなければいけませんし。

想像以上にやることが多くて大変ですね。もう少し頑張ってみようと思いますが。

<昨日の出来事>
午前中にとあるイベントごとに出席。
午後は庭の芝刈りと、ランニング7km。


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