納税証明書は、自宅でe-Taxを使えばすぐ入手できます

銀行融資を受ける際に納税証明書の提出を求められることがほとんどです。
納税証明書のうち、税務署に関するものであれば、e-Taxを使えば、税務署まで足を運ばなくても、自宅でその場で受け取ることができます。

納税証明書とは

納税証明書とはその名のとおり、ご自分の納税の状況を証明するもので、銀行融資の際に提出を求められることがほとんどです。

納税証明書には4種類あります。
その1…税目ごとの税額と、納付した金額(未納の金額)の証明
その2…所得金額(利益)の証明
その3…未納の金額がないことの証明
その4…滞納処分を受けたことがないことの証明

提出する納税証明書のうち、どれが必要なのかを必ず確認しておきましょう。

なお、納税証明書の提出を求められるということは、税金の未納があると、銀行融資を受けることが厳しくなります。

e-Taxで納税証明書の取得方法

1.e-Tax(WEB版)でログインをする
2.申告・申請・納税を選択し、納税証明書の交付申請を選ぶ
3.納税証明書を電子ファイルで受け取るを選択します
※書面で受け取る場合、郵送で来ます(ただし即日で使うことはできません)
※窓口で受け取る場合、税務署へ行く必要があります(e-Taxでの意味はほぼなくなります)

4.PDF形式を選択

5.税務署名、マイナンバーを入力
6.納税証明書の種類と使用目的を選択します(納税証明書の種類は提出先に確認しましょう)

7.入力内容を確認して、次へ
8.受付システムへ送信して完了、次のような画面が表示され、申請は完了です。
その後、審査があり、審査終了後にメールが届き、e-Tax内に納税証明書が届いています。

9.メッセージボックスに、支払についてのお知らせが来るので納付する
(ペイジーを利用して、インターネットバンキング or ATMで納める)
10.審査完了後、このようなメールを受信します

11. 再度、e-Tax(WEB版)でログイン→送信結果・お知らせ→メッセージボックス一覧と進むと、納税証明書が格納されており、これで完了です。

できれば税務署に行くのは避けたいところ

納税証明書の取得方法のうち、窓口に出向くといった方法があります。

ただし、税務署の窓口は8:30~17:00の平日と限られており、そのなかで時間を作って取りに行くというのは、とても非効率です。

e-Taxであれば、メンテナンスで使用できないといった、例外はあるものの、
平日は24時間、土休日と休日の翌日は8:30~24:00までと、申請はいつでも可能です(審査があるので閉庁時間だと即日発行されるかはわかりませんが)。
税務署までの移動時間もなくすことができ、効率的に入手できます。

時間も、初めてだったので申請手続きに20分ほど、その後申請してから納税証明書の入手までに、税務署側での審査があり1時間ほどで取得できました。


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