独立するには、お金が必要です。
創業時は信用や実績が少ないため、お金が借りづらいので、
日本政策金融公庫の創業融資がお勧めです。
Contents
申込み方法
創業融資の申し込みに必要な書類は、借入申込書と創業計画書の2つの書類が必要になります。
創業計画書は、書式が決められています。
日本政策金融公庫のHP → サービスのご案内 → 各種書式ダウンロード(国民生活事業)
からダウンロードできます。
また書き方のサンプルもあります。
(創業計画書 日本政策金融公庫HPより)
それでもどう書いていいかわからない場合には、相談もしてくれます。
私も、数点指摘されました。
「生活費の借り入れでないですか? 生活費はダメなんですけど」と。
書き方が悪かったようです。
7.必要な資金と調達方法に、余裕資金を記入しておけばよかったようです。
それでも、創業融資を受けることができました。
あくまで、参考資料だそうですので、再提出を求められることはありませんでした。
ただし、動機や事業の内容、大まかな事業の見通しは、
きちんと説明できるようにしておきましょう。
創業計画書の作成が終わったら、借入申込書を作成します。
ネットで作成すれば、申し込みまで終わるので便利です。
こちらは、氏名、住所、融資の希望額など基礎的なものが中心なので、
特に難しいことはありません。
一番下に備考欄があるので、創業計画書の書き方のわからなかったことなどを
記載しておくといいです。
担当の方も親身になって、対応してくれます。
申込みのフォームが終わると、必要な書類を添付します。
主なものは、
・創業計画書
・確定申告書・決算書(申告している場合)
・本人確認書類(免許証など)
・許認可・資格が必要な事業であれば、その書類
です。
これで、申し込みの完了です。
創業融資の面談
融資の申し込み後、数日以内に担当の方から連絡が来ます。
その際に、大まかな内容の確認されたのち、面談の日程を決めます。
また、当日持参する書類の説明があります。
私がお願いされたのは、
・免許証(本人確認書類)
・税理士資格証(資格の確認)
・直近の確定申告書か源泉徴収票
・通帳半年分(借入も含む ネットバンクは当日ログインで確認)
・設備投資の見積もり(今後欲しいものも含む)
でした。
当日の面談は、おおむね1時間ほどです。
創業計画書をもとに、事業の内容やお金の使い道など詳細に聞かれます。
面談できるということは、
創業計画書がきちんとしているか、多少手直しすれば大丈夫である証でもあるので、
創業計画書と質問の回答に矛盾がないようにしましょう。
あと当然ながら、スーツで行きましょう。
融資決定後の流れ
当日の面談が終わると、1~2週間後に連絡が来ます。
内容は、融資が下りるか不可か、融資金額、融資条件です。
その後、書類が送られてくるので、必要書類を準備します。
・借用証書(署名と押印、収入印紙を貼るだけです 細かく指示してくれてます)
・印鑑証明書
・収入印紙(郵便局で売ってます)
・引き落とし口座の通帳のコピー
・預金口座振替利用届(必要事項を記入して銀行に持って行きます)
・団体信用生命保険に加入するようであれば、加入申込書など
書類を送付後、不備がなければ1週間前後で入金されます。
申込書から融資が下りるまで、1~1.5か月くらいかかります。
参考までに私の場合、申し込みをしてから、
面談まで7日、融資決定の連絡まで15日、入金されるまで25日かかりました。
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