相談員という仕事

確定申告の時期になると青色申告会や商工会の相談員の依頼があり、独立以来そのような仕事を引き受けています。

去年は仕事がないからやむなくみたいな感じでしたが、今年はそれなりに楽しくやらせていただいています。

相談員の仕事

相談員の仕事は、納税者様が決算書をおおまかに仕上げてきて、それを簡単にチェックしたのち、最終的には申告まで終わらせるという流れです。

申告予定の当日は、すでに各種団体の職員の方から指導やある程度のチェックを受けたものが出てきますので、決算仕訳の入力とおおまかにチェックするのみです。

1時間半程度の時間で申告まで終わらせなければならないので、

・入力方法がわからなかったものを聞く
・BSをチェックする(現金のマイナス残orとてつもない金額を無理やり直す)
・去年と見比べる
・経費科目で極端に大きいものをチェックする
・源泉が引かれる売上の場合の間違いはないかチェックする

といったことくらいしかできません。

その後は、申告書の作成を経て申告まで終わらせるといった流れを取ります。

相談員をやってみるメリット

相談員をやってみるメリットは、

・どういうところが間違えやすいのか
・どういったところがわかりづらいか

といった普段聞かないような声が聞こえてきやすいからです。

少ない時間で多くの方の申告をすすめなければいけないので、せわしくなるのは事実ですが、その一方で、数多くの方の声を聞くことができます。

実際にこのブログでもネタにできますので、とても助かっています。

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こういったものが代表例ですが、実際はもっとあるかと思います。

相談員の大変なところ

相談員なので勝手がいつもと違うがゆえに、大変なところもかなりあります。

実際の自分のお客様の申告の場合、どのソフトでどのように申告するかといった過程を自分で決めることができますが、相談員の場合、この形でやってくださいと決められていますので、やりにくさはけっこうあったりします。

あとは、時間が限られているのにもかかわらず、わからない事案が出てしまう時です。

一例をあげると、ふるさと納税以外の寄付金の取扱いです。書類を見れば所得税はどのように取り扱っていいのかが記載されているのですが、住民税に関しては、場合によっては都道府県と市区町村にその寄付金が控除の対象になるのかを調べなくてはならないので、けっこう手間取ります。

事務所で取り組んでいる場合には一息落ち着いてからゆっくり考えることができるだけに、けっこう焦ったりします。

ただし、何度もやっているうちに免疫もついてくるのが不思議なものです。

<大事なこと>
確かに確定申告の相談員は時間にシビアですが、なかなか楽しいものです。
ただし、やりすぎると独立した意味もなくなってしまうので、ほどほどがいいかなあと。
けっこう時間も圧迫されますので。

仕事のない駆け出し税理士でもこの時期だけは仕事はある、ただし飛びつきすぎには注意

<昨日の出来事>
午前中はスポット相談、相続税の申告について。
一息ついて、夕方に確定申告の面談を。


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