今までにお断りした仕事

独立すると、「仕事を選ぶ権利がある」「イヤな仕事は断ることができる」と言われていますが、実際にこれができるのは、食べていくことができる事が前提です。

そういったこともあり、あまり仕事をお断りすることはなかったですが、そんな私でも仕事をお断りしたことはあります。

どのような仕事を受けなかったのか、ちょっと思い出してみました。

規模感があまりにも違いすぎた

これは、ちょっと前にあったことなのですが、「法定調書合計表」のみを作成してほしいという依頼があったことがあります。

問題は会社の規模で、オフィスが都内の一等地で、従業員も何百人もいるような会社でした。

これが顧問先であれば、ある程度のことを把握できているため作成は簡単ですが、法定調書合計表のみということもあり、中身が全くわからない状態でした。

・時間もどれくらいかかるか検討もつかなかった
・提出に責任も持てない
・決算のみやってもらっている税理士がいた(その方のほうが把握していると判断)

して、お断りすることにしました。

今まで取り扱ったことのない規模かつ、一見さんでのスポット業務だと、やはりきびしいなあと思ったものでした。

極端に値切る

私の場合には、料金表を定めています。

そういったこともあり、HP経由で来ていただいたお客様については、値引きを要求されたことはありません。

値引きを要求されるケースとしては、無料相談などで「お願いしたらいくらになりますか?」です。

私自身、けっして安いとも思っていませんし、ムリな押し売りをするつもりもありませんので、定価を回答し、参考程度にお持ち帰りいただいて、検討していただけるだけで十分と考えています。

とはいえここから必要以上に食いついている方がいて

・よそは〇〇円だから、それでどうですか
・なんでそんなに高いのですか
・ウチは簡単だから

と言われる方がたまにいらっしゃいます。

そういったことを言われた場合には、「ご自分でやってください」「税務署に相談してください」「他をあたってください」と言うだけにしています。

無料相談の場合、要望があった場合のみ名刺をお渡ししていますが(禁止の場合もあるので)、そういった方の場合には、それも渡していません。

「いま名刺を切らしていまして…」を使わせていただいています。

正直言えば、ちょっとくらいの値引き程度であれば応じることもありますが、あまりテンションのガタ落ちするような値引きは、即お断りの対象にすることにしています。

納税意識が薄い

独立して絶対にイヤだと考えている人は、納税意識が弱い方です。

幸いにも、独立前も独立後もそういった方に、お目にかかるケースは少なかったように思います(納税が遅れたという人はいましたが…)。

ただ、独立してからもゼロというわけでなく、一度だけありました。

今まで無申告であったのでそれを解消したいとご相談を受け、進めていたのですが、納税額が想像以上になり、最大限できる5年分の申告を求めたところ、直近3年のみにしてくださいという要求を受けたことがあります。

それには一切納得できなかったため、あとは申告のみという応対でしたが、すべてストップしてお断りしました。手付金もいただいていたのですが、すべてお返ししました。

独立して間もないころのお客様が少ないときのことだったので、金銭面では非常に痛かったのはよく覚えています。作業もすべてムダになってしまいましたので。

ただし、ひとつの芯を守ることができたので、これでよかったかなあと。これからもお客様の適正な納税をサポートできることを大事にしていきたいと思います。

<昨日の出来事>
午前は問い合わせを受けた方の対応、書類整理など。
午後はランニング12km。

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