ネットやYoutubeなどで、雇用するのではなく外注にしたほうがおトクというような情報がけっこうあります。
それ自体は否定しませんが、やり方をまちがえると思わぬ損害を受けることになることもあります。
今一度確認してみてください。

外注にした場合のメリット
人を従業員にするのではなく、外注にするメリットは以下の3つがあります。
・消費税の納税を減らすことができる
・社会保険料の負担を減らすことができる
・労務面(手続きの手間の簡略化、自由に使うことができる)
特に上2つにメリットを感じている方が多いのではないでしょうか。
人件費がかなりを占めている場合には、給与だと消費税を引くことができないので、外注費にすることで、消費税10%分が削減できてしまいます(その対象の方がインボイスの登録をしている場合)。
また、社会保険も従業員としてしまうと半分負担しなければいけないですが、外注にすることで、こちらも半分負担しなくてすみますし、相手もその分手取りが増えて喜ばれたりします。
金銭的なメリットはあるものの、そもそも給与と外注、待遇などの取り扱い自体がちがいます。
従業員と外注先のちがい
従業員であるか、外注先であるかは、そもそも人としての取り扱いも変わります。
従業員であれば、会社の指揮命令関係があります。
会社の指示にしたがって働くことが原理原則で、勤務時間、働く内容などはすべて会社が決めることができます。
一方で、お金についても保証されており、成果物に関係なく、働いた分に応じて給料が支払われます。
一方、外注先なのであれば、単独の事業者として、自由に働くことができるはずです。
当然仕事を断る権利もある一方で、お金については、成果物がなければ払われないというような、厳しい現実があるはずです。
成果物が必要だけに、成果物を作るための道具といったものは、原則外注先が用意することになります。
実際には、働き方という点で全くちがいます。
これはまずいと思ったケース
ところで問題になるのは、実態は従業員、勘定科目は外注費になっているケースです。
実際にあったことで、これはどうかなと思うことをあげてみます。
・タイムカードがある
・雇用保険に加入している
・報酬とは別途賞与を2〜3ヶ月分払っている
・1社専属であり、毎日来ている
・他の外注先と取り扱いが違う
・請求書の作成なし
・毎月支払っている金額がほぼ同額
・相手が申告していなそう
・ありとあらゆるモノを支給している
仮に、上のことをひとつでも満たさないからといって、従業員として認定されるわけではありません。
一方で、該当する箇所が多ければ多いほど、疑いの目をかけられる可能性が高くなります(絶対にこれはダメでしょというものもありますが)。
従業員と外注先の取り扱いをきちんと理解したうえで、再度見直してみてください。
<昨日の出来事>
ほぼ1日にわたって、家族での外出でした。
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