クレジットカードの明細は領収書代わりになるか?

クレジットカードの明細書は、領収書の代わりになるでしょうか?

払った事実を証明するという点では変わりませんが、
レシートでないと、内容を確認できないため保管は必要になります。

何を買ったかがわからない

クレジットカードの明細は、
購入日、購入した場所、購入金額はわかるのですが、
一番大事な「何を買ったか」がわかりません。

また、消費税においても10%なのか、8%なのかがわからないことになります。

例えば、ホームセンターで
事務用品などの消耗品(10%)と飲み物(8%)を買った場合です。

このような場合、クレジットカードの明細だけでは、
正しい経理処理ができないことになります。

ホームセンターだからといって、
消耗品10%などとはしないようにしましょう。

何を取っておくべきか

クレジットカードを利用した際、

・レシート
・利用控(利用伝票)

の2枚が渡されることがありますが、
そのうち利用控(利用伝票)は不要かと。

利用控(利用伝票)を集計したものが、
クレジットカードの明細書ですので。

ただし、レシートをなくしたからって、
経費とは認められないわけではないので、
何に使ったのか、手書きのメモでいいので
記録しておきましょう。

クレジットカードは便利

いろいろ書きましたが、確かに面倒なこともあります。

しかし、クレジットカードは何より、

・現金を持ち歩かなくていい
・記録が残る(現金払いだと、レシート失くして、自分でも忘れてしまえば終わり)
・現金出納帳などの帳簿付けが不要
・会計ソフトの連動により入力の手間が省ける

とメリットも多いので、ぜひ利用してください。

ただし、クレジットカードを使いすぎて
「いくら使ったかわからない」
などとならないように気を付けましょう。
本末転倒ですので…。

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