経理は正直おもしろいものでもありませんし、一生懸命やったところで一切お金も生みません。
そして、やらなければいけないものという義務感もあるせいか、イヤになりがちです。
なるべくイヤにならないよう、どうすればいいか考えてみました。

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ためない
経理がイヤになる原因のひとつが、めんどうがゆえに、後回しにしてしまい、結果として大量のコトを整理するために、まとまった時間が必要になってしまうことがあります。
これを防ぐには、「ためない」ということがひとつポイントになってきます。
好きでないものをまとまった時間で…、というのはムリかなあと。
それであれば、毎日少しずつやっておくのが理想です。1日5分でもやれば、1ヶ月で2時間半です。
もしかしたら、1ヶ月毎にまとめてやったほうが効率的なケースもあるかもしれません。しかし、1ヶ月に1回とはいえ、2時間半も楽しくない作業をするのも大変です。
毎日少しずつでもいいので取り組んでみてください。圧倒的にラクです(私の場合)。
期日に余裕を持つ
人間というものは締切があると、それを守ろうとするため、イヤでも動くようになります。
そういったこともあり、締切効果というものは、仕事を進めるうえでいいものだと思います。
とはいえ、その締切効果もあまりキツイのも問題です。これがあるがゆえに、予定が柔軟に組めなくなっているケースをよく見かけます。
例えば、給与計算で月末締め翌5日払いというのを、この業界に入ってからよく見かけます(たまたまかもしれませんが)。
この場合、5日間で給料を計算して支払いまでこなす必要があります。毎月同じ給料であれば、そこまで問題にはならないかもしれませんが、従業員から勤務状況を確認して、それを集計して、となると、けっこう大変です。
それに5日あるとは限りません。土日がはさまると、予定が前倒しになってしまう、さらに予定がカツカツになってしまいます。このケースだと、ゴールデンウィークと年末にとても苦労します。
仮にこれが、月末締め翌10日となれば、だいぶ楽になると思います。
この日に絶対これをやらなければいけないという日というものを、減らしていきましょう。誰だって予定に追われるのはイヤでしょうから。
効率化する
経理がイヤであれば、その仕事を効率化して手間を省くのが一番です。
・現金勘定を使わない(現金商売の方は売上のみ程度にとどめる)
・ネットバンキングを使う(銀行に行かない)
・クレジットカードで支払う
・振替納税やダイレクト納付をする
・税務署に行かない(電子申告する)
・クラウド会計を利用する
・会計ソフトの入力はデータを取れるものはそれを利用する
などといったことを取り組んでみましょう。
ここで問題になるのが、コストです。
あまり高いものであれば使わないというのも手ですが、ATMの手数料がもったいないと、銀行へ行き並んではいけません。110円ケチっても、時間をムダにしてはダメです。
時間とコストのバランスを考えて、行動してみるのも大事です。
<昨日の出来事>
午前にランニング7km。
午後はお客様との打ち合わせ。
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