相続税の申告では、故人様の持っていた財産をすべて洗い出す必要があります。
自分のもらった財産だけで計算することはできません。
相続税の申告は、他の相続人にも協力してもらうことが必要です。

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相続税の申告の流れ
相続税の申告の流れとは、以下の通りになります。
①故人様のすべて財産を集計する
↓
②相続税のボーダーラインを確定する
↓
③相続税の課税対象額を計算する(①ー②)
↓
④相続税の納税額を決める
↓
⑤相続税を故人様から引き継いだ財産の金額に応じて分配する
ちなみに、相続税の申告が必要かどうか税務署が教えてくれることはありません。
①→②まではやっておき、ご自身で判断しましょう。
ところで、申告の可能性のある方には、「相続税の申告のお尋ね」のような書類が届きます。これが届いたときには申告期限まであと4ヶ月を切っていることがほとんどです。
この場合には、状況によっては申告が間に合わなくなっているケースでてきます。
これが来てしまい、どうしていいのかわからなくなってしまっているようでしたら、専門家に相談しましょう(市区町村、税務署は教えてくれません)。
すべての財産を把握する
相続税で一番大事になるポイントは上記での①です。
ここで大事なことは、どのような財産があるのか、ある程度詳細に把握する必要があります。
・預金であれば、通帳一式
・不動産であれば、固定資産税の明細書(固定資産税の領収書のみではダメです)
・株式投資しているのであれば、証券会社からの通知など
・その他財産性のあるものがあれば参考になるもの
といったものを、すべて整理することから始まります。
・「ウチは大したお金が無い」
・「家は古くてもう価値がない」
・「土地はあるけど狭い」
といった、価値観はすべて捨てて、客観的な資料をすべて揃えましょう。
いくら税理士であっても、故人様がなにを持っているかを把握することはできませんので。
ちなみに、「ウチは〇〇だから」と言っていて、いざ調べたら相続税の申告の対象になった方は、いっぱいいます。
やはり、きちんと一度確認しておくことが大事です。
他の相続人
相続税の申告は、相続で財産をもらった人が個々で行うこともできます。
しかし、実務的には個々で提出することはなく、相続人全員で共同提出するケースがほとんどです。
だれが、いくら分の財産を引き継いだかの把握も必要だからです。
「お金は〇〇に、不動産は△△」とあいまいに遺産分割してしまい、金額を把握していないと、相続税の申告ができないことになります。
そのようなこともあり、他の相続人の方とのコミュニケーションも必要になります。自分ひとりではできないのが相続税の申告の特徴だったりします。
<昨日の出来事>
午前はお客様との打ち合わせ。
午後はランニング7km、月次の処理など。
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