個人、法人ともに1年分の税金を2〜3回にまとめて払うので、1回に支払う納税額が大きくなり、結果として、納税資金の不足におちいってしまうことがあります。
そのようなことを防止するために、予納制度というあらかじめ先行して納税することができます。

予納制度とは
予納制度とは、e-Taxを利用して、今後予想される納税に備えて、先行して納税することができる制度です。
e-Taxであらかじめ、ご自分の決めた税目・納税日・納税額を指定することで、前もって納税できるので、最終的に大きな納税額を払う必要がなくなります。
この制度は、あくまで任意の制度なので、納税日と納税額は自由に設定することができます。
予納ダイレクトの対象になるのは、
・所得税
・法人税
・消費税
・贈与税
の4つです。
これを利用するには、e-Taxを利用することができる環境と、ダイレクト納付の口座の登録が必要です。
ちなみに、任意の制度ということもあり、
・予定日に引き落としができなかった場合の罰則なし(残高不足のためなど)
・最終的に予納制度による納税のほうが大きかったときに還付される際の、還付加算金はなし
といったことになっています。
ダイレクト納付による予納制度のやり方
e-Taxにログインしたのち、
1.申請・納付手続きを行う→予納ダイレクトの利用→新しく予納の申出を行う→税務署を選択すると、進みます。




2.税目、課税期間、予定納税の取り扱いを選択します。

①税目は2種類までまとめて登録できますが、2種類以上考えている場合(所得税+消費税など)には、それぞれ別々に登録したほうが管理しやすいです。
②予定納税の有無のチェック欄は以下のとおりです。
・チェックを入れる→中間納税もここから充当してくれます
・チェックを外す→中間納税は別途決められた金額を納付します
(私がやったときは外しました。中間納税がいくらになるのか把握しにくいと思ったので)
3.納税スケジュールを設定します。ただし、設定日当日にしての即日引き落としはできません(この時点では)。

4.納税スケジュールを確認した後、登録して完了します。


即日引き落としにするには
ちょっとめんどうではありますが、即日引き落としにすることも可能です。
上記の2まで同じように進み、3の時点で日付は適当に入力して(引き落としの次の日にでも)、払いたい金額を入力して、登録します。
その後、トップページに戻り、
申請・納付手続きを行う→予納ダイレクトの利用→予納の申出内容の変更を行うに進みます。
すると、さきほど入力した納税スケジュールが表示されるので、その予定にチェックを入れ、下にある今すぐ納付を選択します。

すると、即日納付が可能です。
計画的に、納税するのもアリですが、お金に余裕があるときに、こまめに納付しておくというのも、ひとつの手です。
<昨日の出来事>
午前は自宅のデスクの入れ替えとちょっとした買い物。
午後は台風のため、読書でおとなしく過ごしました。
■広瀬純一のプロフィール
■単発相談 対面・オンライン相談 メール相談
■個人のお客様 税務顧問 個人の確定申告
■法人のお客様 税務顧問 年1決算プラン(法人様向け)
■相続税の申告・ご相談 相続税の申告 相続税の試算
■税務調査・無申告対応 税務調査対応 無申告対応

