小規模共済の金額を決めるポイント

小規模共済の掛金は1,000〜70,000円の範囲内で自由に設定できます(500円単位)。

つまり、退職金をオーダーメイドで設定することができます。

そのときに、いくらに設定するのがいいのか、まとめてみました。

目先のお金は減る

まず、大前提として考えておかなければいけないことは、小規模共済であっても、目先のお金は減ってしまいます。

よく、小規模共済で節税することによって、減った税金分のお金が残り、その減った税金分のお金が残ると勘違いされている事が多いですが、そのようなことはありません。

仮に、小規模共済を84万円かけて、節税額が25.2万円(30%)とした場合、

☓ 節税額25.2万円ほど手元に残る
◯ 58.8万円(小規模共済に払う額84万円−節税額25.2万円)が手元から減る

ということになります。

小規模共済という節税手段であっても、あくまで課税の繰り延べ(先送り)です。ただし、受け取るときの税金が退職金扱いとなり、かなり優遇されるというメリットがあります。

あくまで、将来のお金の積み立てということを再確認しておいてください。

生活費・事業資金とのバランス

小規模共済であっても、目先のお金は減ることになることから、生活費や事業資金とのバランスを取る必要があります。

生活費も目先だけでなく、ずっと先も見据えておく必要もあります。

「自宅の購入」「子供の学費」といった大きな出費がある場合には、そういったお金もある程度確保しておく必要があります。

その時に解約もできなくはないですが、元本割れが起きる可能性があります。かえって損してしまいます。

余剰資金でかけていくことが大事になるのですが、ある程度のお金もキープしておきましょう。

ちなみに、節税額で決めてはいけません。節税額>手元のお金の減少、ということは100%ありませんので。

将来のお金から逆算

小規模共済は、

・最後まで勤め上げる
・65才以上&15年以上

のいずれかを満たすことで、掛金以上のお金が戻ってきます。

そういったこともあり、ご自分が将来払うであろう掛金をすべて合算することで、どの程度のお金がたまるかが把握できます。

そのため、掛金と仕事をやめようとしている年数を計算して、どの程度のお金がたまるのかシミュレーションしておきましょう。

もっとお金をためておきたい+生活に余裕があれば、掛金の増額を検討してみるのもアリです。

そこまで必要ないかなあと思えば、もう少し生活費に割り振って、自分のために使うのもいいと思います。

近いうちに大きな出費があるのであれば、とりあえず少額でかけておき、落ち着いてきたところで増額といったことも可能です。

あえて節税という目線の小規模共済にかけずに、解約に自由度の高いNISAなどを利用するのも、考えとしては悪くないです。

節税という目線でしか見ないと、多くかけたもの勝ちという結果にしかなりませんが、将来のお金を貯めるためという目線で見ると正解は無限大にあります。

自分なりの正解を見つけてみてください。

<昨日の出来事>
午前はランニング7km、お客様との打ち合わせ。
午後は相続の確認作業。


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