赤字だから経費を入れないのはNG

事業を始めて軌道に乗るまでに、どうしても時間がかかります。

そのようなこともあって、どうせ赤字だからとすべての経費を入れていない方がいます。

これは私からすれば絶対にNGです。

赤字は繰り越すことができる

個人事業主であっても、法人であっても万が一赤字になれば、その赤字は繰り越すことができます。

その赤字は、将来事業が軌道に乗ったときに、将来の税負担を少なくすることができます。

いずれ軌道に乗れば、税負担が大変になります。苦しいときに、コツコツと経費をきちんと処理しておけば、いずれ役に立つ時が来ます。

法人に関していえば、きちんと経費に入れておき役員借入金として処理しておけば、いずれそのお金を返してもらえますので。

逆に、法人のお金だけ使って、経費に入れないは絶対NGです(役員貸付金や使途不明金が増え、後々あとを引くことになります)。

現状がわからなくなる

経費を一部除外したことで、困ることは税金に関することだけではありません。

経費を除外することで、自分の現状がわからなくなってしまうといったこともあります。

決算書を見たところで、この数字が間違っていれば、それは正しい決算書ではありません。いったいどれくらいの赤字で、それを解消するにはどのような改善をしていいかわからなくなります。

そもそも、決算書は税務署のために作っているのではありません。ご自分の状況を把握するために作っているということを忘れないようにしましょう。

変なクセがつく

決算書というものは、あくまで事実に基づいて作成するものです。

ところで、経費の除外をしてしまうことは、事実を曲げて作成することになります。イコール、決算書を操作することになります。

この、決算書を事実を曲げてコントロールするクセは絶対に持ってはいけません。

この決算書というものは、税金と銀行融資で相反するものがあります。

決算書が良ければ、銀行融資での評価は高くなりますが、税金は高くなります。

一方で、決算書が悪ければ、税金は少なくなるものの、銀行評価は下がります。

この銀行評価の低下を警戒して、経費の一部除外を考える方がいますが、これは一種の粉飾決算ともいえます。こういった、小手先のテクニックを使ってはいけません。これは銀行に対する裏切りともいえます。

まあ、最初の話からすればちょっと大げさかもしれませんが、決算書を操作することは覚えないほうがいいでしょう。最悪はここまで行き着きます。

決算書は事実に基づいて、正しいものを作りましょう。

<昨日の出来事>
午前は我孫子新春マラソンの10kmに出場。54:18と満足できました。
午後は力尽きて、休息。

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