国税庁では、確定申告作成コーナーというものが用意されており、確定申告が比較的簡単にできます。
確定申告作成コーナーのメリットを考えてみました。

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無料で使える
確定申告作成コーナーは、パソコンとネット環境があれば、誰でも使うことができます。
設定は必要なものの、マイナンバーカードがあれば、確定申告の提出までできるので、非常に便利です。
あまり、難しいことになると対応していないケースもありますが、ほとんどの方であれば、十分使えます。
税目は、所得税・消費税・贈与税も3つが利用でき、最新年分だけでなく過去5年分の申告(修正、更正の請求も含む)が可能です。
本当は税務署的にはオンライン提出を推奨していますが、設定が若干難しいです(一度できればあとは簡単なのですが)。このような場合には、作成のみでプリントアウトして、郵送による提出も可能です。
ただし、青色申告の65万円控除の要件が外れてしまう可能があるので、お気をつけください。
計算間違えが少ない
当たり前ですが、確定申告作成コーナーで正しく入力がしてあれば、記入間違いや計算間違いが少なくなります。
これは私たちも税務署から言われていることなのですが、手書きの申告書の作成は、細かいミスが多いそうです。そのため、確定申告の時期の無料相談のときには、納税者様が申告書を手書きで完璧に仕上げてきたとき以外は、手書きでの提出は避けてほしいとのことを言われています。
最近は税金のルールがさらに細かくなっているので、こういったものを利用しておいたほうが安全です。
やはり、間違いがあって税務署から連絡が来るのはイヤでしょうから。
早く提出できる
確定申告コーナーは、かなりはやい段階から利用することができます。
例年、年明けの1月4日には利用できます。ただし、1/4が土日の場合うしろにズレます。来年2026年の1/4は日曜日なので、例年通りだと1/5には使えるものと思われます。
他の会計ソフトと連携しているから待ったほうがラクなのではと思う方もいると思います。ただし、会計ソフトの対応を待つ場合、申告できるようになるのは、1月の中旬~下旬くらいになります。
2週間近く早く終わらせることができるので、きちんと入力されている方は、早めに片付けてしまいましょう。
私も、年明け早々、自分の確定申告を片付ける予定です。早く終わったほうが、新しい年に向けて切り替えがしやすくなりますので。
<昨日の出来事>
午前は、市役所のとある会議に出席。
午後は、セミナーの受講とその懇親会でした。
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