この記事を書いているのが、2025年10月1日です。今年もあと3ヶ月で終わりです。
確定申告期限までは5ヶ月以上ありますが、できることは今のうちにやっておき、年明けの頃にはさっさと片付けておきましょう。
会計ソフトの入力
確定申告をするうえでネックになるのが、決算書の作成です。会計ソフトに入力となると、ものすごく時間がかかります。
年が明けてから、山積みになっているレシートの整理から始めていては、イヤになってしまいます。
そのため、できることから少しずつやっておきましょう。
・レシートを分ける(まずは月ごと、枚数が多いならさらに科目ごと)
・会計ソフトに入力する
の2つをやって、最後に決算整理をするだけです。
この時点で9ヶ月分の処理は可能です。少しずつでもいいので始めて見てください。
レシートは勘定科目別に整理するのでなく、月ごとに整理した方がいい
控除の書類を保管しておく
10月ごろになると、会社員の年末調整の兼ね合いから、
・生命保険や地震保険の控除証明書
・国民年金などの控除証明書
といった書類が届き始めます。
なくさないように必ず保管しておきましょう。
また、社会保険料控除の書類のうち、健康保険料については書類の添付は必要ありません。
国民健康保険料については、
・年末に見込みの証明書が届く
・年明けになって証明書が届く
・証明書の送付自体がない
と、自治体によって対応はまちまちです。
書類の添付が必要ないので、あらかじめ集計しておくことが一番スムーズです。
金額が大きいだけに、気をつけましょう。
早めに着手するメリット
確定申告の作業を少しでも前倒しで着手することで、お金・時間双方にメリットがあります。
まずは、お金。
申告期限に目が行きがちですが、納税も3/15までです。
ある程度すすめておけば、予測も立てやすく、お金の準備の心構えができます。
税金もそうですが、ある程度利益と税金が計算できれば、
・新しいモノを購入
・ふるさと納税
などといったことが可能です。これは、年が変わってしまってはできませんので。
ちなみに、税金が高くて払えないから、利益を減らそう早めておきましょう。単純にお金がなくなってしまいます。
もう一つのメリットが時間です。
確定申告をするには、どうしても時間が必要です。
だからといって、確定申告の時期であっても1日24時間という事実は変わりません。
それを普段の仕事にプラスしてやっていくことは、非常に大変です。1〜3月は確定申告の時期だからと、時間を捨てるのは非常にもったいないです。
まとめてやると大きな時間が必要ですが、日頃から少しずつ準備しておけば、年明けの確定申告の時期はさほど時間はかかりません。
確定申告の時期に仕事もプライベートも有意義に過ごすために、少しずつ取りかかっておきましょう。確定申告が人生の一大イベントであってはいけないのです。
<昨日の出来事>
本日、登山のため磐梯山へ、無事に登頂できました。
その後は付近の宿に宿泊。
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