独立して不安になったお金のコト

独立したら会社員に比べると、自由に生活できる一方で圧倒的に収入が不安定になります。
会社員時代から独立して今までの収入の考えを振り返ってみました。

会社員時代のお金

会社員の時には、多い少ないは別として毎月一定額がもらえます。

クビになるかもしれない、会社がなくなるかもしれないといった不安はあるものの、現実には思ったほどありません。長い目で見れば、あるかもしれませんが。

毎月ほぼ一定額がもらえるのであれば、それと同額かそれより少ない生活費で暮らせば、単純に生活が成り立ちます。

手取りが20万円であれば、20万円以下で生活すれば成り立つわけです。

会社員であれば、収入より支出を管理することが大事だったりします。
要は、身の丈に合った生活をすれば成り立ちます。

給料なので、赤字がないのが最大のメリットです。

貯金切り崩しの生活は怖い

独立して1か月目は売上が0円でした。
生活費は、全額貯金を切り崩していくことになります。

それに加えて、経費もあるので収入はマイナスということになります。
会社員との違いはここあります。

これがなんとも恐怖に感じたものです。
これであと何か月生活できるかと、毎日パソコンとにらめっこしていました。
売上0円が数か月続くであろうと、予測はしていましたが…
もちろん月の生活費全額でなくとも、貯金が減り続けるのはドキドキするものです。

ところで、このお金の恐怖いつまで続くのでしょうか?
けっして、なくなることはないでしょうね。

たとえ、貯金がいっぱいあったとしてもですね。
貯金がないことより、貯金が減っていく恐怖のほうが大きいです。

まあ、税理士のお客様も一から独立して仕事されている方ばかりで。
同じ目線になれたのかなと、感じています。
会社員の税理士だと、机上の空論でしか話ができていなかったのですね。

それでも、初期投資の少ない税理士は楽だと思いますが。
私でも、いまのところなんとかなっていますので。

収入も不安定

税理士だと、毎月の顧問料収入があるので、比較的安定しているといわれていますが、
その税理士であっても、毎月の収入はバラつきがあります。

去年の売上をグラフにするとこんな感じです(実際の数字はナイショです)。

これを見ると11月が飛びぬけて大きいですが、決してこの時期だけが忙しかったわけではありません。

11月の大きな売上を得るために、10月から取り掛かっていました。
仕事の過程中は、お金はもらえません。
会社員であれば、成果とは関係なくただ仕事をするだけでお金をもらえましたが、
独立すれば、成果を出して仕事を終わらせない限り、お金はもらえません。

当然ながら、このブログも仕事の一環ではありますが、書いたところで1円もお金はもらえません。
この記事を通じて仕事をいただき、その仕事を終わらせない限りお金はもらえません。
仕事に結果が求められるのが、独立の厳しさなのでしょう。

<この記事での考え>
独立後の収入について、会社員時代から振り返って記事にしてみました。
私もそうですが、独立後の収入に不安な方は多いかと思われます。
ただし、この不安は貯金がいくらあろうと、収入がいくらあろうとも消えません。
なので、勢いで独立してしまうのもアリかもしれません。


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