独立して一人で仕事をする一番の強みは意思決定が速いことです。
だれにも相談できない、責任がある反面、すべての事を自分で決めることができるため、結果的にスピーディーに対応することができます。
独立前のモヤモヤ感
独立する前のモヤモヤ感のひとつに、お客様から何か聞かれたときに自分の判断では即答ができないことあるといったことがありました。
簡単なことであれば自分で解決できることもありますが、
・金額が大きいもの
・重大なこと
・お客様とのやり取りでお金が絡むもの
であれば、さすがに上司に相談しなければならなくなります。
「帰ったら上司に相談してみますね」と持ちかえるものの、
・取り合ってもらえない
・「あとでね」と流される
・なぜか怒られる
と、結果としていいことは何一つなく。
気づくとそのことも忘れ去られてしまい、すべてがなかったかのように終わってしまうことも。
大事なお客様の事なのにと。
組織の場合には対応に時間がかかる
上記の例は極端なことかもしれませんが、お客様からの問い合わせがある場合には、
事務所に持ちかえる→上司に相談する→お客様に返答する
というステップを踏む必要があります。
質問を持ちかえるのにも時間がかかりますし、持ち帰ったところで、上司にすぐ相談できるとは限りません。
上司がいなければ、帰ってくるのを待っているしかありません。
帰ってきたところで、こちらに対応してくれるとも限りません。
質問を持ちかえっただけでも時間が経過しているのに、さらに時間が経ってしまうことに。
お客様に「それだけの質問にそんなに時間かかるの?」と思われているのではと考えると、当時はずいぶんとヒヤヒヤしたものです。
ちょっとしたことでも、ずいぶんと気を使っていたものでした。
組織ではホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)が大事だと言いますが、これが大事なのは内部だけです。お客様にとっては関係ありません。
そのようなこともあり、独立後はスピーディーに行動したいと考えていました。
独立後はすぐ答えが出せる
独立してからのメリットは、どんなことでも即座に回答をすることができることです。
仕事の料金の事を聞かれても、受けるor受けない、受けたとしてもいくらで受けることができるかなど速やかに返答できます。
以前、私に仕事のご依頼をいただいた方に、「他の事務所にも連絡したら、上の方に確認しますと言われたまま、連絡が来なかった」ということを聞きました。
今の私であれば遅くとも、24時間以内に返答はします。
受けることができる場合には、おおまかではあるものの金額も提示できます。
少なくとも、お客様を無視するようなことはありません(営業でなければ)。
お客様からの質問も、その場で結論を出すことができます。
わからないことであっても、調べて速やかに返答することができます。
もちろん、責任は自分にありますがスピーディーに答えることができます。
大きな税理士事務所であっても、スピード感だけは絶対に負けません。これが、独立してからひとりで仕事をすることでの強みになっています。
<大事なこと>
ひとりで仕事をするならば、フットワークの軽さを利用してスピーディーに行動できます。
<昨日の出来事>
午前中に、車の洗車をしてから買い物へ。
午後はお客様のデータ整理を。マクロが使えないか研究中。
■広瀬純一のプロフィール
■単発相談 対面・オンライン相談 メール相談
■個人のお客様 税務顧問 個人の確定申告
■法人のお客様 税務顧問 年1決算プラン(法人様向け)
■相続税の申告・ご相談 相続税の申告 相続税の試算
■税務調査・無申告対応 税務調査対応 無申告対応