e-Taxを利用できるようになれば、源泉所得税の申告・納付ができるようになるほか、
マイナンバーカードがあれば、インボイスの登録をすることもできます。
e-Taxへログインをする
e-Taxを利用するには、
・利用者識別番号の取得
・マイナンバーカード(またはその他の電子証明書)
・マイナポータルのアプリ(またはカードリーダー)
が必要になります。
利用者識別番号は、e-TaxでのIDみたいなもので、その場で取得が可能です。
e-Tax(Web版)の画面を開き、
ログイン → マイナンバーカードでログイン → スマートフォンで読み取り
と進んでいきます。
その後は、スマートフォンで、
読み取る → QRコード読み取り → パソコンのQRコードを読み込む
→ 利用者証明用電子証明書のパスワードを入力
(マイナンバーを取得した際に設定した4桁の暗証番号)
→ マイナンバーカードをスマートフォンの下において、読み込む
これで、e-Taxのログインができます。
ログインした際に、利用者情報の登録を行っておきましょう。
インボイスの登録を行う
インボイスの登録を行うには、e-Taxへログインしたのち、
申告・申請・納税 → 新規作成 と進んだのち、
インボイス制度の申請・届出を行うに進みます。
ここでは、一番上にある
「適格請求書発行事業者の登録申請(国内事業者用)」を選択します。
税務署の選択 → 作成 → 氏名の入力 → 申請者情報の入力(住所・TEL)
と進みます。
入力後は、いくつかの質問事項が出てきます。
この時点で消費税を申告・納税をしていれば「はい」、
申告・納税をしていなければ「いいえ」を選択します。
ひとつ前の質問で、「いいえ」を選択した場合、このような注意書きが出ます。
・登録すると消費税を申告・納税が必要(10/1から)
・登録を取り消さない限り、消費税は申告・納税は必要
という内容ですが、OKであればすべてにチェックして次へを選択します。
登録希望日は、インボイス制度が始まる10/1である場合には、「はい」を選択します。
申請内容の入力は、ここでは何も入力せず、次へ進みます。
その後、注意がでますが、それも無視して「はい」を選択します。
個人番号(マイナンバー)と生年月日、事業内容を入力します。
登録希望日はインボイス制度が始まる10/1であれば、入力は不要です。
その後は、
納税管理人の有無は、通常「はい」を選択します(納税管理人不要ということです)。
消費税法に違反したかどうかは、通常「はい」を選択します(違反していないということです)。
その他の事項は、特に何もなければ入力不要です。「次へ」を選択します。
インボイスの登録番号をe-Taxで受け取る場合は、「希望する」を選択します。
これで、インボイスの登録番号を申請する書類の作成は完了です。
インボイスの申請書類の送信
インボイスの申請書類の作成が終わると、あとは送信をすれば完了です。
ただし、本人確認をしていない場合、電子署名をする必要があります。
この場合には、
電子署名の付与 → マイナンバーカード → スマートフォンで読み取り
と進み、
その後は、スマートフォンで、
読み取る → QRコード読み取り → パソコンのQRコードを読み込む
→ 署名用の暗証番号を入力(マイナンバーを取得した際に設定した6~16桁の暗証番号)
→ マイナンバーカードをスマートフォンの下において、読み込む
すると、署名が完了するので、送信をすることができます。
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