判断に迷ったときはどうしているか

独立すると、わからないことがあっても自分で解決する必要があります。

現時点でどうしているかをまとめてみました。


(悩んだらとりあえず本屋へ、気ばらしもかねて…)

ネット・本を見る

わからないことがあれば、まずは気軽にネットで検索してみます。難しい内容であっても意外と出てくる場合があります。

ここで気を付けておきたいのが、その知りたいことがあったからといって、鵜呑みにしないことです。

実際に、間違った情報が書いてあることもよくあります。
ネットのこの記事に書いてあったからでは通用しません。

そのために、
・1カ所だけで安心せず、数カ所確認する(→みな同じことが書いてあれば大丈夫)
・オフィシャルな情報をきちんと確認する(→税金の事なら国税庁)
といったことが必要です。

それとあわせて、大型の書店へ行って書籍を確認します。

ネットで検索して出ないようであれば、それなりの規模の書店でないと答えを導いてくれる本に出合える可能性は低いです。

大型書店と小型書店の使い分け

この時点で、それなりに回答はでます。

とはいえ、なんとなく自信がなければ次のステップへ進みます。

相談してみる

わからなければ、知っている人に聞く。それが一番早かったりします。

聞く相手は、自分が調べた答えに対する自信の度合いによって決めています。

知人に聞く

大丈夫だと思うのだけど、ちょっと背中を押してもらいたいくらいの程度であれば、同業の知人に世間話程度に聞いてみます。

たいがいは「大丈夫じゃないの」と返ってきます。

こちらも答えに自信があって聞いているので、その答えが出てくればそれで終わりにしています。

無料相談

答えにほぼ自信がなければ、違った形で相談します。

税理士であれば、税理士会の会員向けの無料相談がときおりあり、実際に何度か利用しています。

ただし、無料であるがゆえに時間が限られています。状況を説明するだけでも時間はかかります。

そのため、一から聞くというより、ある程度の結論は出しておいて、「~だと考えるのですが、いかがでしょうか」と聞くべきでしょう。

その方が、有用な答えが得られるような気がします。

ちなみに、税理士が税務署に相談するのはタブーなようです。
あとで税務調査でもめるくらいなら、先に解決したほうがお互いやりやすいような気がしますが…

有料相談

同業者でも有料相談を受けている方がいれば、それを利用することもあります。

同業者の有料相談のメリットは、法的な解釈と共に、実務的にどのようにすべきかを教えていただけることです。

無料相談の場合、税目ごとに区切られているので、聞きたいことに合致するとは限りません。

有料相談の場合には、
・聞きたい人を選べる
・予定が合えばいつでも可能
・違った切り口で相談ができる(税務調査・資金繰り・法人成り・仕事の効率化など)
・成功談だけでなく、失敗談も聞ける
こともメリットです。

お客様に聞く

意外と忘れがちなのが、お客様に話を聞くことが大事だったりします。

詳しくお話を聞くことで、解決することもあります。

実際、お客様にとある特例が使えるかどうか悩んでいて、本やネットで調べていたもの同じような実例がなく結論が出せずに悩んでいたことがありました。

ところが、しばらくしてもう一歩踏み込んだ質問をしたところ、解決したケースがありました。

結局のところ、税理士ってお客様のそばにいつもいるわけではなく、その状況を知っているのはお客様だけだったりします。

基本に立ち返って、お客様の声を聴くことが大事だということを学んだ瞬間でした。

<大事なこと>
私がわからないことがあったら、このようなステップで解決するようにしています(現時点では)。
答えも大事ですが、その答えにいたったプロセスも大事かなと考えています。

<昨日の出来事>
昨日はオンライン研修を受け、その後に買い物に出かけました。
終日天気が良くなかったので、ランニングは2日連続中止に。


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