税務署から連絡があった場合には、無視することは絶対にタブーです。
とはいえ、サギなどにも利用されていることから、ある程度の見極めは必要です。
どのような連絡方法があるかまとめてみました。
郵便
比較的王道で、かつ緊急性のないものは郵便物として届くことがあります。
・数カ月後に迫った申告のお知らせ
・納付書
といったものがきます。
郵便物が来ても開けない方が結構いらっしゃいますが、とりあえずは開けましょう。
内容がさっぱりわからなければ、必ず連絡先が書いてあるので、連絡してみましょう。人にもよりますが、通常は丁寧に教えてくれます。
ところで、郵便物自体は減少傾向にあります。
郵便物がないことを理由に、期限が過ぎたみたいなことは理由になりません。
特に中間納税といったようなものは、気をつけましょう。
メール
税務署からメールが来ることはほぼありません。税務署からメールが来た場合は、まず疑ってください。
そのメールの文章にリンクがあった場合にはまず触れないようにしましょう。そして、送られてきた相手のアドレスを確認しましょう。
なんだか、よくわからない不審なアドレスの場合がほとんどですので、こちらはさっさと破棄してしまいましょう。
ほとんどこないというのは、通常はe-Taxのメッセージボックスに送られてくるからです。
e-Taxにアドレスを登録している場合には、このメッセージボックスにお知らせが入ると、そのお知らせが入ったことを知らせるメールが来るのみです。
ちなみに、メッセージボックスには、
・申告書や届出書の受け付けたという受信通知
・申告時期に来るお知らせ
・たまに税制改正の内容のお知らせ
といったものが入っています。
電話
一番オーソドックスな連絡手段は、今でも電話です。
万が一、電話に出られない場合には、必ず留守電にメッセージが入ります。
そのため、連絡があった場合には、後日でも構わないので必ず連絡しましょう。内容自体たいしたことないこともありますので。
ところで、無視し続けるというのは絶対にやめておきましょう。
無視したという記録まで残されてしまい、余計に不利になってしまいます。場合によっては、必要以上に怪しまれ、税務調査になってしまうこともあります。
税務署から着信があると、あまりいい気分はしないと思いますが(私も苦手です)、すみやかに処理しておきましょう。
<昨日の出来事>
午前はお客様との打ち合わせ、午後は同業のような方との打ち合わせ。
ランニングは雨で2日連続のお休み。
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