確定申告をしなければいけないのに、申告しなかったからといって、直ちに申告してくださいと指摘されることはまずありません。
だから、大丈夫ではないので、気をつけましょう。

申告していない理由は何だろうか?
私が独立してから、無申告のお客様を何人かサポートさせていただきましたが、申告していなかった理由はさまざまです。
・忙しかった
・申告の仕方がわからなかった
・めんどう
・そもそも申告が必要だとは思っていなかった
そして、みなさまに共通していたのは、「税務署に何も言われなかった」ことです。
申告をしなければならないことはわかっていたものの、気づいたら申告期限が過ぎてしまい、なんとなく不安に怯えていたものの、実際には何も言われないので、平気なのだなあと思ってしまうようです。
実際に、よほど大きなものでない限り、1回くらい申告しないだけでなにか言われることはありません。
いつまでもだまっているわけではない
1回くらい申告しないところで、税務署からなにか言われることはほぼありませんが、言われないから大丈夫ではありません。
すぐ気づかれるわけでもありませんが、実際に税務署の提出される他の方の申告書や資料などから、いずれ発覚します。
そして、申告していないことがわかっても、すぐ指摘してくれることはありません。
数年、申告するかどうか確認し、あとでまとめて税務調査のような形を取ることがほとんどです。まとめて動いたほうが、税務署的に効率がいいからです。
ある時、突然に言われます。気づいていないわけではありません。
何年も言われないから「税務署なんてチョロいな」なんて思わないでください。
知っているけど指摘されていないだけの可能性が高いです。
言ってくれる言葉は「申告してください」ではなく、「なんで申告しなかったのですか」です。申告するのがあたりまえのように、厳しく言われます。
税務調査があってから申告と納税をするのでは、自主的に申告するのと罰則の金額もちがいます。税務署に言われたらではなく、言われる前に対処しておきましょう。
不都合も生じる
申告していないことで、困るのは税務署の目だけではありません。
よくある話が、銀行からお金を借りることができなくなります。
銀行からお金を借りる際には、収入の証明が求められます。個人事業主の場合、確定申告書です。提出してあるかどうかも調べられます(電子申告の場合、受信通知がその証明です)。
以前、住宅ローンを組もうと思った方が、このときに確定申告をしていないことがわかり、これを解消したいと相談されたことがありました。
ところが、納税額を計算したところ、家1件買えるくらいの納税になってしまったこともありました(解約になり、その後のことはわかりませんが)。
税務署に言われないからと申告をほっておくと、突然言われて多額の納税をしなければならなかったり、思わぬ形で生活に支障が出ることもあります。
無申告状態を解消するのは、ハードルが高くなってしまいます。
必ず申告しておくのがもちろんベストですが、申告していない場合であっても受け付けてくれますので、早めに対処しておくことをおすすめします。
<昨日の出来事>
ほぼ終日にわたって家族でのお出かけ。
帰宅後、ランニングと思ったのですが、疲れてしまい断念。
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