独立したときに作った3種類の創業計画書が心の下支えになりました

独立してから、日本政策金融公庫の融資を受けるため、創業計画書を作成しました。

独立当初は売上の見込みがなかったことから、どのような計画を立てるか考えたときに、3種類の想定のもとで計画を作成しました。

この3つの創業計画書の内容はともかく、このすべてが自分の心の支えになりました。

現実的な計画書

1つ目に作成するのが、現実的な創業計画書です。これはお金を借りるのが目的でした。

内容は、スポット相談、顧問契約、単発の確定申告をメインに考えていたので、それをベースに想定単価と大まかなお客様の人数を想定して売上の見込みを立てました。

当時は、相続税の申告は当分ないだろうと考えていたので、あえて入れていませんでした。

経費については、なんとなく数字は見えていたので、それをもとに数字を入れていきました。

それをもとに1年間の損益を計算したうえで、どの程度貯金を切り崩さなければならないかを確認したうえで、作成しました。

当初の計画を見直してみると、

・売上の見込みがなかったので控えめに
・その分経費をおさえた(事務所なし、人件費なしといったところ)
・預金は生活費のバランスである程度マイナス

というような計画でした。

ちなみに、現実はどうだったかというと、売上は当初の内容と全く違いましたが、想定よりは若干上でした(かなり少なく見積もっていたので)。

ただし、経費はかなり甘かったかもしれません、1.5倍位使ってしまったので。

売上が想像以上に少なかった場合

これは提出していませんが、ゼロからの独立だったので、そのまま売上がなく廃業してしまうのではないかという心配もありました。

その時に、自分の貯金でどこまで生活できるかということも想定しておきました。

最初の1年間は売上ゼロで、その後は予定の半分くらいという計画でした。

これを作ったのは、このような最悪の事態になってしまったときに、どの程度耐えることができるという安心が欲しかったからです。

お客様がいない反面、貯金はそれなりにあったので、2年くらいは耐えられるのがわかり安心しました。

まあ、そんなことを考えるよりも、独立前にできることがあったのではないかと、いまでは反省していますが…

夢も作っておく

上の2つの計画は、現実味はあるものの、作って楽しいものではありませんでした。

独立したのに、むしろ暗い生活しか待っていないのではとも考えられます。

そのため、これくらいになったら楽しいだろうなあという計画も作りました。

・車を買い替えよう(新車じゃなくてもいいので)
・6〜10月は毎月登山に行こう
・住宅ローンを早く終わらせよう
・小規模共済を満額かけたい

と、小さくやっていますが、地味に夢もあったりします。

こういった物があれば、モチベーションアップにもなりますので。せっかく独立したのですから、夢も持ちたいものですね。いまは、まだまだですが。

<昨日の出来事>
午前中はブログ、その後外出。
午後はオンラインセミナー視聴、ランニングは15km(涼しかったので)。

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