あってはならないことですが、お客様に報告した後で計算ミスが見つかるようなこともあります。
その時にどのように対応すべきか、考えてみました。
※大事にいたらなかった場合のお話です
まずあやまる
やはり大事なことは、ミスしてしまったことを正直にすぐに認めてあやまるべきでしょう。
税理士の場合には、お客様が普段言えないようなこともお聞きするようなこともあります。それに対して、心を開き信用してお話していただいています。
それに対して、こちらが正直に話をしなかったらどうでしょうか。こちらが正しいことを言わなければ、お客様も信用してくれなくなるのは当然です。
・どこを間違えたのか
・どうして間違えてしまったのか
・どう対応を切り替えるのか
をお伝えして、きちんと謝りましょう。大事にいたっていなければ、許していただけるはずです(怒られるのは覚悟しなければいけませんが)。
そして、すぐさま行動するというのも大事です。通常は、時間がたてばたつほど傷口も広がってしまいますので。
あとで謝ろうとすると、だんだんおっくうになってしまうものです。
そうしているうちに、「ばれないからいいか」「怒られたくないなあ」なんてことも考えだしてしまいます。余計なことを考える前に、とにかく行動しましょう。
まちがえたことを記録する
お客様の謝罪が終わった後も重要です。
当然ながら、次に同じようなまちがえをしないようにすることが大事です。
人間ミスはあるものです。だから、しょうがないかと考えてそのままにしておくのはNGです。
ミスをしたからには必ず理由があるはずです。
・知らなかった
・見落とした
・勘違いしていた
などと原因を突き止めて、どうやったらそのミスが亡くなるかを考えて、必ず記録しておくべきでしょう。そして、次には同じようなミスがないようにしておきましょう。
ポジティブに考える
ちょっと言葉は悪いかもしれませんが、その2つをやればあとは開き直ることも大事です。いつまでも、落ち込んでいても仕方がないからです。
ネガティブな感情で仕事しても、なにもいいことはありません。自分がつらくなるだけです。余計なことを考えて仕事すれば、またミスをしてしまいます。
・お客様に許してもらえた(怒られたにせよ)
・大事にいたらなかった
・勉強になった
とポジティブに考えていきましょう。
人間は必ずミスをするので、ミスをしないようにすることより、ミスをしたときにどうすべきかを考えておくのが、大事なのではないでしょうか。
まあ、ミスばっかりだと困ってしまいますが。
<昨日の出来事>
午前中は法人決算のお客様の最終チェック。
午後はオンラインセミナーの受講。
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