時間にゆとりがある生活がしたくて独立しました

プロフィールを整理していた時に、以前の職歴を思い出していたら、ずいぶん時間に余裕のない生活をしていたなあと。

その時は楽しかったのかもしれませんが、今の方が人間的にゆとりある生活をしています。
ただし、別のプレッシャーを感じることはありますが…


(時間に余裕があるからこそ、平日に出かけることができます)

時間が無い社会人生活

過去の職歴を思い返してみると、時間に余裕のあったことはなかったと思います。

確かにその時の給料がよかったこともあり、その時は不満に思わなかったものの、時間が経つにつれて、集中力がなくなったのは言うまでもなく…

特に一番初めの飲食店はかなりハードで、今思えばよくやっていたなと。

むしろ、時間がないことを自慢に盛り上がっていた会社でした。

・一番仕事が長いと8-22だからね(朝8時から夜10時まで仕事ってことです、実際もっと長い勤務もありましたが…)
・新入社員でも手取り35万あったよ(残業は100時間超、休みなし)
・72時間全く休まず勤務したらタイムカードがエラーを起こした
・家帰っても2~3時間しか寝れないよ
・事務作業は休憩時間にやってね
・店長になったら残業代なしだよ

そんな日常をネタに話していました。

飲食店は人手不足で大変といいますけども、状況はこんな感じですね(そのせいか、就職氷河期に面接→即採用のような会社でした)。

とはいえ、時代の流れもあって多少は変わっているでしょうが。

バスの運転手もハードでしたが、この会社の方が圧倒的にきつかったですね。

会計事務所に入って時間の余裕ができた

飲食店(2年)、バスの運転手(13年)と長時間労働に嫌気がさしたことを気に、税理士を目指すことになり、その一環で税理士事務所に勤めることになったわけですが、時間的なことだけを考えれば、非常に快適だったです。

・9時までに会社に行けばいい
・17時には帰れる
・ムダな空き時間がない
・夏休みや正月休みがある

唯一のネックは、休みが土日になってしまうことでしたが、ちょうど子供もできた時期だったので、それに合わせる意味で、妥協しました。土日の混雑はイヤでしたが、いつかなれるだろうと(結局できませんでしたが…)。

会計事務所は労働時間も長く、ブラックなところが多いと聞きますが、私の勤めていた事務所でも繁忙期はあったものの、以前の会社に比べればこんな贅沢はないなと感じていました。

まあ、勤務条件以外にはブラックだなあと感じることはありましたが…

独立してさらに時間のゆとりはできた

以前の会計事務所でも、時間に対する不満はさほどありませんでしたが、在宅勤務が始まったのを機に考えが変わりました。

以前は仕事を自宅に持ち込むのがイヤでしたが、同じ仕事をしてさらに通勤時間の3時間が自由に使えるのであれば、こっちの方がいいと思うのは当然の流れです。

さらに、同じ7時間仕事するにしても、朝5時に始めればどんなに長い時間仕事をしたとしても、15時には余裕をもって仕事が終われなんてなんて幸せなんだろうと。

とはいえ、勤務であったのでかなりの制限があるのに加えて、在宅勤務そのものに制限がかかってしまい、それに嫌気がさして、独立してしまい今に至っています。

独立して時間に追われて、精神的に追い込まれることは今ではほとんどありません。

もちろんいいことだけではなく、仕事が量(時間)でなく質(仕事がきちんとこなす)ことに変わったことだけは、大きく変化しました。

例えば、今やっているブログもそうだったりします。
1時間くらいで終わることもあれば、4時間たっても終わっていないこともあります。
勤務の時は時間をかけた方がいい場合がありますが、独立後の場合にはどんなに時間をかけようと1つのブログであることには変わりません。

独立していなかった方が仕事量が少なかったのでは、と思うこともあります

ひとつの仕事に対し、何時間かけたという事実より、どのような成果があるのかを考えなければいけない独立後の方が過酷であるかもしれません。

その大変さを最近になって身にしみて感じています(いまさらながら気づきました)。

とはいえ、どんなやり方を決めることができるのも独立の良さではあるので、プレッシャーを感じつつ、それを楽しみながら、ゆとりある生活をして行ければなあと思っています。


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