2024-02

個人の税金(所得税)

地震保険料控除の注意点

地震保険料控除に限らずですが、控除証明書があるからといって控除が受けられるわけではありません。それ以外の条件にも合致する必要があります。 地震保険料控除を受ける際の注意点をまとめてみました。 ※旧長期損害保険料の説明は省略しています。 地震...
消費税・インボイス

消費税の課税事業者のインボイス未登録はデメリットしかありません

インボイスの登録をすべきかどうかを悩む必要があるのは、消費税の納税義務のない方です。 消費税の納税義務がある方が、インボイスの登録をしないのはデメリットでしかありません。 (郵送で提出するなら、インボイス登録センターへ(税務署ではありません...
相続税・贈与税

財産リストを作っておくことで、スムーズに相続できる

相続の際の大変なことの一つに、亡くなった方がどんな財産を持っているかを把握することです。 亡くなる前に財産をリストアップしておくだけで、残された方々のストレスは少なくすみます。 (ネットの証券口座、たまに来る郵便物がてがかりのひとつ) 相続...
個人の税金(所得税)

現金残高がマイナスになるのはなぜか?

ご自分で経理をしている方の決算書を拝見していると、現金残高がマイナスになっていることがよくあります。現金がマイナスになる理由と対処法をまとめてみました。 現金残高がマイナスになってはダメ 現金に限らずですが、貸借対照表に表示されるものは一部...
税理士試験

法人税法を受験科目に選択することで、実務に役立つかどうか考えてみました

税理士試験の受験科目の選択で、「所得税法」or「法人税法」という選択肢があります。 (「所得税法」or「法人税法」でもOK) 「法人税法」という科目が、実務で役立つかどうか考えてみました(私の主観です)。 (PDF化した過去のテキスト) 法...
相続税・贈与税

アパート経営を行っている場合、小規模企業共済の節税はアリか?

小規模企業共済は掛金を払うことによって、全額が所得控除(経費みたいなもの)になり、毎年の税金を減らすことができるとともに、受取時にも税金は優遇されています。 この小規模共済での節税は、アパート経営を行っている方でも使えるか考えてみました。 ...
個人の税金(所得税)

医療費控除は病院の治療費以外もOK

医療費控除の対象になるものは、病院代とそこで処方される薬代だけではありません。 対象になるものは、それ以外にもあります。 市販の薬 医療費控除の対象になるのは、病院で処方される薬だけではありません。 薬局で購入した薬も、医療費控除の対象です...
消費税・インボイス

消費税を原則課税で計算している場合、消費税の集計が必要です

消費税を原則課税で計算する場合には、消費税を税目ごとに集計する必要があります。 主なポイントをまとめてみました。 消費税の集計 消費税を計算する方法は、一部の特例(簡易課税や2割特例)で計算できる場合を除き、 原則課税(預かった消費税 - ...
相続税・贈与税

お金を借りてマンションを建てると相続税が安くなるとはどういうことか?

もし現金があるようだったら、土地を購入すれば確かに相続税が安くなります。 さらに、そこに賃貸用のマンションを建てればさらに相続税が安くなります。 そのメカニズムを考えてみました。 (※気軽に行うことはお勧めできませんので…) 現金が不動産に...
個人の税金(所得税)

家内労働者の55万円控除とは

内職や在宅ワーク、業務委託のような仕事のスタイルをとっている場合には、経費の金額にかかわらず55万円を経費にできる特例があります。 家内労働者等の特例 家内労働者等の特例とは、特定の者に継続的なサービスを提供しているような仕事をしている場合...
独立

確定申告の無料相談で思うこと

確定申告の無料相談に行ってきました(相談員側です)。 行ってみて思ってこと、今後行く方にお願いしたいことをまとめてみました。 (前日の無料相談の準備の風景) 過去の確定申告書持参は必須 当たり前のことではありますが、相談する側、相談される側...
相続税・贈与税

贈与税の申告書も国税庁のHPから作成できます

去年に贈与を110万円以上受けた方は、贈与税の申告が必要です。 贈与税の申告書も国税庁のHPから作成ができます。 贈与税の申告が必要な方 贈与税はもらった側の人が、1年間で110万円を超えている場合に申告が必要になります。 間違えやすいのは...
個人の税金(所得税)

白色申告はどのようなものか

青色申告承認申請書を出していなければ、白色申告での申告が必要です。 白色申告と青色申告の違いを、白色申告メインでまとめてみました。 (確定申告の無料相談のような機会に、白色申告の方がいらっしゃるとドキドキするのは私だけでしょうか?) 決算書...
個人の税金(所得税)

仕事と直接関係のない経費にはストーリーが必要

経費の証拠になるレシートや領収書には、お金を払ったという記録しか残っていません。 本当に仕事に必要であるのか、ストーリーを残しておく必要があります。 (間接的な経費の典型例である食事代) 経費にするには 経費の証拠には、必ずレシートを保管し...
相続税・贈与税

土地の評価が路線価×面積よりも高くなる場合

土地の評価は、国税庁が定めている「路線価×面積」によっておおむね決まります(一部倍率評価ではありますが)。 相続税で土地を評価するには ただし、路線価評価の場合には、道路の接し方によっては、それよりも高くなることがあります。 ※わかりやすく...
個人の税金(所得税)

医療費控除は交通費もOK

医療費控除は病院へ行った際のレシートだけではありません。 通院費も認められる場合があります。 電車、バス 医療費控除では交通費も医療費に対象になります。 具体的には、電車やバスなどの公共交通機関に限られます。 とはいえ、電車やバスなどの公共...