税金に関する申告は多岐にわたるため、どのような依頼があるかわからない時もあります。
メニューになければ断るというのが普通なのでしょうが、現時点では受けてるようにしています。
その理由をまとめてみました。
当初やったこと
独立してまず取り組んだことは、メニュー作りと料金表の作成でした。
自分がやりたいこと、できること、以前やってきたことをベースに考えてみました。時には、他の方のホームページを参考にしつつ。
独立当初の頭の中では、
・法人、個人問わず顧問業
・個人の確定申告(事業、不動産賃貸業中心で)
・相続関係の仕事(当初はやる予定ありませんでしたが)
・単発の相談
をベースに、考えてみました。
まあ、今思えばレパートリーが少ない気がしましたが。
メニューにないものを頼まれる
私の仕事の依頼の受付は、こちらも当初の予定ではホームページ中心の予定でした。
とはいえ、1年間くらいホームページからの依頼はなく紹介が中心でした。今でも、紹介関係での仕事が多かったりします。
なので、メニューに掲げているもの以外のことを頼まれることが、当初は非常に多かったです。一番初めに頼まれたが、「法人の単発決算のみ」の仕事です。
このメニューはあえて外していました。以前の会社員時代にかなり大きな会社の単発決算の仕事があり、分量も多く、非常にイヤな思いをしたからです(実際、決算の数字も自信ありませんでしたし…)。
結局、分量が少ない、規模が大きすぎないことを条件に、受ける事にしました。まあ、何もない状態だったので、単に仕事が欲しかっただけですが…
その後ですが、同じような依頼が数回続いたので、需要があるのかなあと判断して、今ではメニューに追加しています。
メニューを育てる意味では、やっていないことを受けるというのもひとつの考えかなあと思っています。
値段をどうするか
もうひとつ問題になるのが、メニューにないものは、当然料金もありません。
私の場合は、単発相談の単価をベースに考えるようにしています。
単発相談の単価(今日の時点16,500円/時間)×予想される仕事の時間
を目安に提示するようにしています。
そのため、1時間当たりどれくらいのお金をいただきたいかを、決めておくことをおススメします。
ただし、紹介ベースの場合、相手様の希望の金額もあったりします。
その場合には、こちらの希望金額よりある程度下であれば受けるようにしています(もちろん内容などにもよりますが)。経験や今後のメニュー作りの基礎になるかもしれませんので。
こういった件で私が絶対にやっていないのが、やってみてから金額を提示することです。
お客様もいくらだかわからないで依頼するのは怖いでしょうから、これだけは独立してから絶対にやらないようにしています。ぼったくりだと思われたくないので。後出しじゃんけんのほうがラクでいいのでしょうけどね。
そういった意味で、メニュー作りと料金設定は大事にしています。だいぶ、「こういった依頼だといくらですか?」には即答できるようにはなりました。
<昨日の出来事>
午前中はブログ→相続の仕事の見直し。
午後は、来週の租税教室にむけての資料を取りに税理士会の支部へ。
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