太陽光発電を10年間やって元は取れたのか

我が家は我孫子にある一戸建てですが、当時の希望で太陽光パネルを設置しました。

間もなく区切りの10年がたつのですが、元は取れたのかどうか調べてみました。

太陽光パネルを設置した理由

当時自分の家を購入する際には、太陽光パネルを設置指定という願望は強くありました。

登山をやっていたのもあるのかもしれませんが、地球環境にやさしいものを取り入れたい、みたいな考えがありました。

いまでは、パネルの処分の問題の際に環境負荷につながるといった問題もありますが、原子力や石炭石油を燃やすよりは、環境にはいいだろうと(単なる自己満足ですが…)。

そして、多少なりの収入もあります。売電収入で大きなプラスになることは考えていませんでしたが、途中で故障でもしない限り、大損することはないだろうと思いはじめてみました。

ちなみに、蓄電池のことも考えましたが、さすがにそこまではお金がなかったので諦めました。

売電のルール

ところで我が家の契約では、太陽光パネルを設置して電気を作ると、基本的には自分の家で使い、あまった分は東京電力が買い取ってくれるというものです。

そして、10年間は国のルールに従い37円/1kWh(私の購入時)で買い取ってもらえることになっているのですが、まもなくその期間が終わります。

2025年の場合には15円/1kWhと、37円/1kWhは破格の値段での買取でしたが、太陽光パネルの設置しているところも少なかったからでしょう。太陽光パネル自体も当時の方が高かったでしょうから。

その期間が終わると、8.5円/1kWh(東京電力の場合)まで買取価格が下がるので、10年というのがひとつの区切りになります。

収支はどうだったか

我が家の場合には、4.39kWのシステムを180万円で購入しています。市から補助金が7万円もらえたので、負担額は173万円です。

売電による収入は、7,000~10,000円ほどです。家に誰もいなくて、自家消費がほとんどない時には、多い月で15,000円くらいの時がありました。

発電量やどの程度自宅で消費したかどうかは、専用のモニターで確認できるのですが、初めのころはよく見ていましたが、じゃまになるので使ってはいません。

10年間での売電収入は120万円くらいです。自家消費がどれくらいあるか厳密にはわからないのですが、3分の1くらい消費しているとすればほぼトントンです(たぶん使っています)。

契約終了後も壊れない限りは、自家消費も売電もできるので、よかったのかなとは思っています。

<大事なこと>
売電収入も、確定申告の対象です。給与の方でも、20万円以下ならば確定申告はいりませんが、住民税は申告が必要です(それを知らずに、数年分まとめて期限後申告した苦い経験があります)。

<昨日の出来事>
午前中にブログと家の掃除を。
午後はテレビで高校サッカーを視聴。
あまりスポーツは見ませんが、箱根駅伝と高校サッカーだけは見てしまいます。


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