個人事業の場合では、仕事で使っているものであっても、プライベートの利用がある場合には、利用実態に応じて、一部経費から除外する必要があります。
参考になるかどうかはわかりませんが、私自身がどのくらい経費から除外しているかどうかまとめてみました。
(この待受け画面だと100%経費はちょっと…)
住居関連費
私は事務所を持たずに自宅開業していますので、部屋の一室(11㎡ちょっと)を利用して仕事をしています。ほとんどが住むための場所です。
自宅の床面積が100㎡ほどですので、10%をちょっと超えるくらいですが、一部プライベートなものが置いてあるのと、計算しやすいことを加味して10%ほど経費にしています。対象は、減価償却費・利息・火災保険・固定資産税といったものが対象です。
今は、仕事部屋専用になっていますが、いつかこの部屋で寝ることになった場合には、この数字はぐっと少なくなるなあとは感じています。
水道光熱費については、電気代は10%…と言いたいところですが、オール電化でガス代に相当する分も電気代に含まれているので、その半分の5%だけ、たぶん月1,000円くらいでしょうか。まあ、パソコンの充電とエアコンくらいしか使っていないので…。
水道代は、経費にはしていません。ちょっと飲み物を飲むのに使うだけですので。
車関連費
仕事での移動は、電車やバスといった公共交通機関がメインですが、車を利用することがありますが、それほど高頻度で使うわけではないので、プライベート用のものを使用しています。
現時点で20%ほど経費にしており、減価償却はしていません(古いので…)。かつ、プライベートで遠出をした場合のガソリン代は経費から一切除外しています。
なぜ20%としているかといえば、独立してしばらくしてから、どれくらい仕事で使っているかを2カ月間記録してみて、走行距離が20%くらいだったからです。
仕事専用の車があればいいのですが…。まあ、がんばります。
通信費
仕事でネット環境も必須なので、スマホと自宅の固定回線の2つがあります。ともにプライベートとの兼用です。
スマホ代は、特段これといった根拠ある数字がないですが、直感的な比率で仕事7プライベート3ということで、70%ほど経費にしています。
まあ、家族にも連絡はしますし、ゲームも入っていますので…
自宅の固定回線は、家族もバリバリ使用していますので、もうちょっと控えめに仕事5プライベート5ということにして、50%ほど経費にしています。
以前の電話が中心だったころは、通話履歴に応じて経費にするなんて話がありましたが、もう電話はほとんどしませんので、数値では分けにくいですよね。
というわけで、ここは直感のみです…(100%経費ではないのは確かなので)。
<大事なこと>
プライベートとの兼用のものに対する経費は、こうしたら〇%と決まっているわけでないので、ご自身で決定する必要があります。その考え方の参考にでもなっていただければ。
<昨日の出来事>
土日にお客様との打ち合わせがあったため、終日オフ。都内近辺をぶらぶらと。
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