税理士が提出しなければいけない関与先名簿はe-Taxで

税理士限定の仕事ですが、税務署に関与先名簿というものを提出しなければなりません。

忙しい時期ではありますが、Excelでサクッと作ってe-Taxで提出してしまいましょう。

関与先名簿と従業員名簿の作成

関与先名簿と従業員名簿は、前年の12月現在の関与先の一覧表と、従業員の一覧表を4/15までに提出することになっています(柏税務署管内の場合)。

関与先の名簿と従業員名簿のフォーマットは、国税庁のHPからもダウンロードできます。

私の管轄の税務署の場合だけかもしれませんが、今年からは用紙は来なくなりました。

一度作成してしまえば、あとは使いまわすことができるので、Excelで作成しておいた方が明らかに楽です。

私の場合はひとりでやっているので、従業員名簿は従業員なしですみますし、ひとりでやっている以上関与先もいっぱいあるわけではないので、すぐ作成できましたが、それなりの規模でやっている場合には、この作業も大変なのでしょうね。

提出方法

提出方法は、返信用の封筒を使って郵送することもできますが、e-Taxで提出したほうが圧倒的に楽です。

Excelで作成した関与先名簿と従業員名簿をPDFに変換します。

その後は、e-Tax(Web版)でログインして、

申請・申告手続き→イメージデータで送信可能な手続き→送信方法で本人を選択・連絡先を入力して、次へに進みます。

申請する手続名の選択で、汎用手続IDから検索を選択して、「HSO0450」(最初の3文字は英語、後ろの4文字は数字です、O(オー)と0(ゼロ)に注意)と入力して、検索するを選択します。

すると、以下の検索結果が出ますので、これを選択します。

その後は、提出税務署を選択して、イメージデータで送信する添付書類に、さきほど作った関与先名簿と従業員名簿のPDFを添付して、ファイル名をつけます。

次の画面で、入力事項の確認を求められるので、OKであれば次へに進みます。

その後は署名して(税理士用の電子証明書で)送信をすれば完了です。

<大事なこと>
こういった書類は、早めに処理して提出してしまいましょう。たぶん確定申告後に出そうとすると忘れてしまいますね。

<昨日の出来事>
我孫子市の商工会の確定申告の相談員に。freeeでの確定申告でしたが、送信直前までいったものの最後までできず。帰宅後ランニングと思ったものの、強風で再び断念。


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