他人の芝生は青く見えるが、自分の芝生も青く見えている

「隣の芝生は青く見える」とのことわざがありますが、やっぱりほかの人の方がすごく見えてしまうものです。

でも、それは他の方からも自分のことがよく見えるという裏返しなのだと思います。

（うちの庭のイメージ。もちろんこんな広くはないし、きれいではありません）

我が家の庭

いきなり話が大きくそれますが、私の自宅は郊外ということもあってちょっとした庭があります。

今の自宅に住んでからは、ずっと芝生を植えています。

たまに「きれいな庭ですね」と声をかけていただくのですが、
まあそんなことはなく…

緑一面の芝生にあこがれて始めたものの、非常に手間がかかります。

その手間とは裏腹に、実際には雑草だらけです。

ただそれを短く刈ってしまえばきれいに見えるようです（夏の週一のノルマです）。

確かに遠くから見ると緑一面のキレイな庭に見えるようです。

自分で見てもきれいには見えるときがあります。

まあ、近くで見るとがっかりしてしまいますが…

他人の仕事と比べてしまう

独立して1年ほど経ち、少しずつではありますがお仕事をいただけるようになりました。

少しずつとはうまくいきつつも、他の税理士と比べてしまうことがあります。

・「おかげさまでお客様にも恵まれまして」
・「今日は～で仕事してきました」
・「ご好評につき一時新規受け入れ停止」

のような言葉を見るたびに、気持ちが沈んでしまうことがあります。

「自分だけがうまくいっていないのでは」と考えてしまうこともよくあります。

やっぱり、他の方の芝生は青く見えてしまいます。

他の人と比べる必要はない

こんなことでよく落ち込むことがある私ですが、沈んだままではいい仕事もできないし、より楽しい生活など送ることもできません。

もちろん他の人だって、すべてうまくいっているとは限りません。

いいところだけ見えていて、悪いところが見えていないだけです。

それに悪いことなんて誰も公表する人などいません。

私も他の方にお会いすると、

・「仕事が順調そうですね」
・「うまくいってそうだね」

といった声をかけられます。

私の仕事ぶりも、よく見えているようです。

実際には悩みだらけであっても、他の方にはそんなことは伝わっていません。

芝生の青いところはよく見えて、雑草部分なんて誰も見えません。

うまくいっていなくても堂々としていればいいのです。

他の人が上であったとしても、自分が楽しければそれでいいじゃないでしょうか。

＜大事なこと＞
他の人の仕事ぶりがよく見えているのは、悪いところが見えないからです。
実際に誰でも、言えないような悩みや弱みがあるものです。
他の人など気にせずに、楽しく生きましょう。