以前にExcelデータをfreeeやマネーフォワードに取り込む記事を書きました。
このようなことは、弥生会計でも可能です。ただし、弥生会計の場合には、入力項目が多くて若干ハードルは高めです。
弥生会計でのExcelデータの取り込みの特徴
まずは、弥生会計の読み込みに対応するExcelデータに加工します。
というのも、まずフォーマットが決まっています。freeeやマネーフォワードであれば、最低限必要なもののみを作成すれば、ソフトで判断してくれますが、弥生会計の場合にはNGです。
Excelデータ(実際はCSVデータ)で会計データと関係のないものでも、型が合わずにまちがえていると、エラーで弾かれてしまいます。
私もはじめの頃は、なかなかうまくいかずに試行錯誤しています。
今でも使いますが、膨大なデータを取り込む場合のみです。ちょっとしたレシートくらいなら、直接入力したほうが早いかもしれません。
弥生会計のExcelデータの作り方
弥生会計の場合には以下のように、作成します(27列あります)。
(列名) | (項目名) | (入力が必要かどうか ◯は必須) | 備考 |
A列 | 識別フラグ | ◯ | 「2000」と入力 |
B列 | 伝票No | ||
C列 | 決算 | ||
D列 | 取引日付 | ◯ | |
E列 | 借方勘定科目 | ◯ | 弥生会計に合わせたものを |
F列 | 借方補助科目 | ||
G列 | 借方部門 | ||
H列 | 借方税区分 | ◯ | 消費税コード |
I列 | 借方金額 | ◯ | 税抜経理の場合は注意 |
J列 | 借方税金額 | 税抜経理の場合必須 | |
K列 | 貸方勘定科目 | ◯ | 弥生会計に合わせたものを |
L列 | 貸方補助科目 | ||
M列 | 貸方部門 | ||
N列 | 貸方税区分 | ◯ | 消費税コード |
O列 | 貸方金額 | ◯ | 税抜経理の場合は注意 |
P列 | 貸方税金額 | 税抜経理の場合必須 | |
Q列 | 摘要 | ||
R列 | 番号 | ||
S列 | 期日 | ||
T列 | タイプ | ◯ | 「0」と入力 |
U列 | 生成元 | ||
V列 | 仕訳メモ | ||
W列 | 付箋1 | ||
X列 | 付箋2 | ||
Y列 | 調整 | ◯ | 「no」と入力 |
Z列 | 借方取引先名 | ||
AA列 | 貸方取引先名 |
これを作成したあとは、エクセルデータをCSVデータに保存します。
その後は、弥生会計の仕訳日記帳を開き、ファイル→インポート(alt→F→Iとキーボード操作でもOK)と進み、CSVファイルを取り込むことで完了できます。
注意点
このデータを作ってみると、この様になってしまいます(27列あって見えないと思います、雰囲気だけ感じ取っていただければ、見るだけで胸焼けしてしまいそうです…)。
これは、売掛金110万円/売上高110万円 〇〇様という仕訳ですが、これだけのものを作る必要があります。
そのため、元データがあり、それをExcelの式などで加工できるような簡単なシステムを作っておかないと、かえって時間がかかってしまいます。
ただし、これができてしまえば、その後は圧倒的に楽です。
ところで、この1列目の見出しも残したままCSVにして取り込むと、エラーが出ます。取り込む際には見出し行がある場合には、消去してから取り込みましょう。
更にネックなのが、税抜経理の場合です。
仮に売上高110万円の場合には、
・金額欄には100万円(税抜きの金額)
・税金額欄には10万円(消費税の金額)
を分けて作成する必要があります。
金額欄に110万円と入れても、自動計算されません。売上高110万円、仮受消費税0円と処理されてしまいます。
税抜経理の場合には特に注意しましょう。
<昨日の出来事>
昨日はお昼に食事会のため都内へ、その前に有楽町の書店へ。
帰宅後問い合わせの対応、ランニング7km。
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