税理士会経由の仕事で、税務署の電話相談センターという仕事があります。
去年は日程が詰まっていたのでできませんでしたが、今年は比較的余裕があったので2日間ほど挑戦してみました。
明らかに多かった質問は定額減税
この2日間で100件ほどの電話を受けましたが、圧倒的に多かったのが定額減税に関するものでした。たぶん3分の1くらいはその内容だったかと。
特に手書きの方がいつも通り書いていたものの、今までにない項目が突然出てきてどうしていいかわからないといった相談がかなりあったように感じます。
テレビのニュースなどでも、定額減税のことは報道されていたと思いますが、実際の申告書の書き方まではやっていないでしょうから、それを一般の方にやってもらおうというのはかなりの負担なのでしょうね。単に給付金だったらこんな苦労しなくてすんだのに…。
それはさておき、このようなことを聞かれたので、よかったら見ていただければと。
税務署に電話したつもりなのに…
定額減税のことの次に多かったのが、税務署に用があって電話したのにといったケースです。
・税務署は何時から空いていますか?
・確定申告会場の予約は必要ですか?
・申告書を両面印刷してしまったのだけどこれでいい?
・土日もやっているの?
といったことです。
結局、そういったことは全くわからないので、所轄の税務署に再度転送するのですが、どの方も税務署に電話したらここにつながったと言われていました。
税務署に電話しても、音声ガイダンスで、確定申告のことを相談するという項目を選ぶとこちらの電話相談センタ―につながってしまいます。税務署に直接ご用のある方は、という方を選んでおきましょう。
役所に電話するとたらい回しにされるということはよくあるかと思いますが、こういったわかりづらさも原因なのかなあと、考えたものです。
パソコン操作に関するものはキツイ
一番お答えに困るものが、確定申告作成コーナーに関する質問でした。
データの復元ができないという質問が3件ほどあったのですが、いずれも解決することはできませんでした。画面を見れば簡単に答えられるのですが、どういう画面が出ているかがわからないので、説明が難しく、いずれも解決できずでした。パソコンを多少知っていないと、ちょっと難しいかなあと。
まあ、私の説明が悪かったのかもしれませんが(私に相談した方、すみませんでした)。
<大事なこと>
2日ほど体験しましたが、いろいろな方の話が聞けて、そういう意味では面白かったですね。ほとんどの方が、ちょっとだけ心配だから聞いておきたいみたいなものでした。ほとんどの方が5分以内で解決するような内容でした(ただし一番長い人だと1時間半、最後にはお前が悪いと怒られて…)。
ただ、電話が途切れないのが結構キツイですね。
<昨日の出来事>
午前中に打ち合わせが2件、午後に打ち合わせが1件と、土曜日にしてはハードでした。
打ち合わせに使おうと思っていた、近所のスタバが想像以上に混雑していて、打ち合わせ場所には厳しいことが発覚。ガラガラなのかと思っていただけに残念でした。
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