クラウド会計のデメリット

クラウド会計は銀行やクレジットカードのデータを直接取りこんで仕訳を自動作成してくれるので、非常に便利です。

その一方でデメリットもあります。対処法と共にまとめてみました。

ネット環境必須

クラウド会計はインターネットにつないで使うことが必須になります。自宅で使う分には問題ないかと思われますが、外部で使うケースでは気をつけましょう。

ほとんど自宅で使うのでこのデメリットを忘れがちですので、気をつけましょう。

たまに、無料相談といった機会で、何もできないみたいな方がたまにいらっしゃいます。

対策自体はさほど難しくはなく、スマートフォンのテザリング機能を利用すれば大丈夫です。

基本は自宅で使うケースがほとんどでしょうが、外でも使えるよう対策をしておきましょう。

データ反映が遅い場合がある

クラウド会計は銀行やクレジットカード会社からデータを吸い上げることで、取り込むことができるわけですが、使ったからと反映されるわけではありません。

モノをクレジットカードで買ってから、クレジットカードに反映されるまでタイムラグがあるため、その分遅くなってしまいます。

数日で5日程度で解消されるケースがほとんどですが、なかなか反映されない場合がたまにあったりします(私の場合電気代)。

これの対策自体はありませんが(クラウド会計が悪いわけでないので)、ある程度まとまってから処理している場合には問題にはなりません。毎日処理している場合にはちょっとだけネックになります(私は苦手です、自分のペースでできないので)。

手入力は使いづらい

クラウド会計はネットを介して処理しているせいか、通常のダウンロードして使う会計ソフトより動きは遅めです。

・現金決済がほとんど
・ネットバンキング利用なし

の場合には、クラウド会計には向きません。

どちらかというと、データで吸い上げることができるものは極限まで利用して、手入力を少なくするというのがコンセプトだからです。

そのため、うまくクラウド会計と付き合うためには、

・現金決済を減らす
・ネットバンキングを利用して紐づける
・経費はクレジットカードで払う
・現金決済はなるべく減らす

といったことをやっていきましょう。

とはいえ、現金決済をゼロにすることはほぼ不可能なので(さすがに私も月に数枚あります)、そういったものは、Excel入力→データ取り込みといったこともできますので、こういったものを利用しましょう。

クラウド会計の入力は、連動+Excelが早い

<大事なこと>
ネット環境なしだと使えないことを忘れがちなので気をつけましょう。

<昨日の出来事>
午前中はブログのみ、その後買い物へ。
帰宅後は、お客様の会計処理を少しだけ。


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